受講者限定ワークショップ ”Wild Journey”

nidaの看板ワークショップシリーズ「〈わたし〉をめぐる旅」を終え
クラスやリトリート,セッションなどを経てpracticeを深められたみなさんとともにさらに新たな冒険へと繰り出すべく
2021年より,すでに実施している受講者限定WS ”Deep Dive into the Self”に続き
テーマに沿ったワークショップのシリーズをスタートします!

このワークショップの目的はズバリ「タブーに踏み込む」こと。
普段は滅多に語られることのない繊細な話題に思いっきり飛び込みます!
だから,”Wild Journey”(ワイルドな旅)と銘打つことにしました。


このワークショップを実施するに至ったのにはそれなりに経緯がありまして…

ちょいと長くなりますけれど,それについて先にお話しさせてください。


直接的なきっかけは,2020年にわたしの先生であり友人・同僚でもあるEmily Kuserの来日トレーニングを企画していたことと関連しています。

その際のテーマは「性,死,富」(Sex, Death and Wealth)の予定でした。
これは彼女が以前から力を入れていたテーマで,2019年からはそのテーマを掲げた300時間ティーチャートレーニングも実施していました。

しかし,残念ながらパンデミックの影響で日本での3日間のトレーニングは実施に至らず…

で,その後にふと,ある生徒さんに言われたのです,
「yukariさんはそういうのやらないんですか? yukariさんがやるのを受けてみたいです」と。

それを聞いてハッとしました。
考えたことなかったんですよ,自分がガイドすることを。

でも,同時に,それ,できなくないな…とも感じました。

わたしはEmilyのそのトレーニングのアシスタントに2度入っていますけれど,
自身でやったらまた別のものになるだろうなあとも思いました。

そもそも彼女がその3つをテーマに挙げているのは,それらのトピックが言わば「タブー」だからです。
「タブーについて話そう!」というのがメインアイディアなのです。

彼女がトレーニングに先駆けて何年も前にそのテーマでのWSを始めた頃には,
おもしろいなあとは思ったものの,正直なところ,わたしはそこまでそのアイディアに興味がありませんでした。

しかし,ここ数年,nidaでも「〈わたし〉をめぐる旅」や,
何よりもリトリートと受講者限定WS ”Deep Dive into the Self”とを実施してきたことによって,シェアリングが深まり,その場の持つエネルギーが強くなり,参加している生徒さんの変容が加速しているのを目の当たりにしてきたことで,
「タブーについて話す」ことの意義を否応なく実感するようになりました。

まあ,「タブー」というか,要は一般的には「人と話したくないこと,話せないこと」ですね。
それって,言い換えると,内側に大きな制約がかかっているトピックってことです。

それがね~,実際に体験された方はよくご存知かと思いますが,
リトリートや”Deep Dive”WSシリーズで生み出される場では,ボロッと口をついて出てきちゃうんですよね~(笑)
そして,その影響は,出ちゃった本人だけにとどまらない。
一緒にその場にいる人にも及び,「実はわたしも…」ってボロッと出ちゃったり,あるいは同じものが出なくても,何か共感できることが必ずあって,苦しみや癒しを共有できちゃったり。
それがまあ,ものすごくパワフルな経験なわけですよ!
(リトリートをリピートされる方が多いのは,それを経験しちゃうからだと思いますね。)

そんなわけで,日本で生まれ育ったわたしが感じる,この社会の中で一般的には「人と話したくないこと,話せないこと」をテーマにするとしたら,何になるかな~?と改めて考えてみました。
Emily自身のオリジナルアイディアの3つは,確かにここでも「タブー」だと思います。
あと,あくまでもわたしの主観的な感覚ですけれど,「家族」を入れたいかな…
まあ,別に3つにする必要ないんですよね。

要は,そういう一般的には「人と話したくないこと,話せないこと」をテーマにWSを始めるにも,nidaも7周年を迎えたし,だいぶ機は熟してきたんじゃないかなあ,と。

まあ,そんなわけでこういうWSをやろうという流れになったわけです!


さて,このWSの性質上,必然的に,参加者のみなさんにも,極めて個人的な「人と話したくないこと,話せないこと」に考えや体験をシェアしてもらうことになります。
もちろん,わたし自身も含めて。

ですから,率直に申し上げて,各回で掲げているナイーブなテーマについて,いわばある程度「裸になる覚悟」で来ていただく必要があります。
そうでないと,表面的なもので終わってしまいますからね~ 
それじゃもったいないでしょ。

ですから,このWSは,単刀直入に申し上げて,この場に,そして,わたしに対して信頼・安心を感じられない方にはお勧めできません。

そして,わたしがこういう「タブー」を真っ向から取り扱うWSを実施できる根拠については,いわばすべて「〈わたし〉をめぐる旅」の中に詰め込んであります。
わたしは,あらゆるクラス,WS,リトリート,そしてセッションを,すべてそれに基づいて行っています。
だから,どんなトピックにも対応して来られたのです。
(例えば,コンプレックスや自己否定から病気,不倫,家庭内暴力,さらには中絶,マリファナ,最近ではおそらく「前世クリアリング」とでも言わざるをえないことまで,入ってきてますね(笑))

この,一般的には「人と話したくないこと,話せないこと」を取り上げるWSシリーズ “Wild Journey”でも,すべての根幹にあるのは「〈わたし〉をめぐる旅」で扱っている非二元的なタントラ哲学です。
そのため,これについての理解がないと,このWSの内容を受け取り切れないのではないかと思います。
“Deep Dive”シリーズを「受講者限定」としているのも,まさにこの理由からです。

そして,この”Wild Journey”シリーズについても同様に,少なくとも最低限「〈わたし〉をめぐる旅」シリーズを終えた方のみの「受講者限定」とさせていただきます。
さらに言えば,できればレギュラークラスはもちろんのこと,Deep Diveシリーズやリトリート,プライベートセッションなども活用され,nidaでのプラクティスがかなり進んでおられることが望ましいです。
というのも,「知識」は「体感・体験」無くしては何の役には立他ないからです。
大切なのは,yoga of living(生きることそのもののヨガ)のプラクティス―「実践」,すなわち「体感・体験」なのです。
これは決して「排他的」な気持ちから申し上げているのではないこということは,実際に参加され,大きな効果を感じられた方ほどおわかりいただけるのではないかと思います。


…というわけで,ここまでお読みいただいた内容をご了承の上で,この”Wild Journey”に加わりたい!というみなさんに集っていただけましたら幸いです ^ ^


第1回のテーマは「豊かさ」〈前/後編〉

第2回のテーマは「生と死」〈前/後編〉

第3回のテーマは「家族」〈前/中/後編〉

第4回のテーマは「性とパートナーシップ」〈前/後編〉


この”Wild Journey”シリーズの中核は,わたしの「講義」でもみなさんの「話し合う」でもありません。

わたしからみなさんに紹介したいと思っているエピソードや,ヨガ哲学の観点は確かにありますが,それよりも中心になるのは,各種のワーク,そしてシェアリングです。
身体を動かす時間や瞑想,チャンティングももちろん含まれます。


また,どのテーマも,1回5時間だけで終わるにはもったいないテーマですので
前・後編の2回,あるいは前・中・後編の3回構成で実施させていただきます。
本当はもっといくらでも時間をかけられると思うんですけどね~,まあとりあえず…(笑)

また,この構成を活かして,前/中/後編の間に「宿題」が課されるのもこのシリーズの一つの特徴です。
ですから,原則として2回(あるいは3回)セットでお申し込みとなります。


いずれのテーマについても,それなりにパンチの効いた時間になるとは思いますけれど,とはいえ,やたら「重たい」「深刻な」場にはなりませんので,ご心配なく ^ ^
何せnidaは,「楽しい」自己探究オタクの会を自負しておりますので(笑)
あ,加えてもう一つ「どMな」という枕詞も使ってますけどね~
そう,「楽しいどMな自己探究オタクの会」(笑)
だって,わざわざこんな場にいらして,自分の内側にメス入れる方…間違いなくどMでしょ(笑)


さあ,好奇心と仲間を味方に「タブー」に飛び込む
どん深でどMな探究の“Wild Journey”へ
ぜひご一緒に〜♪


1「豊かさ」(全2回)


シリーズ1回目のテーマは「豊かさ」。


このテーマはEmily Kuserのトレーニングテーマ「性,死,富」からインスパイアされています。

その中でもまずトップバッターに「豊かさ」というテーマを据えることになったのは,昨年(2020年),ある生徒さんから極めて直接的に「お金のWSをやってほしい」というご要望をいただいていたからです。

だって,「お金」って間違いなく一般的には「人と話したくないこと,話せないこと」の一つでしょ?
だから,Emilyも「富」をテーマの一つに入れてるんですね。
今,わたしはこれを書いていて改めて,これをヨガの先生がテーマに掲げるって,すごいことだよなあって思いますね(笑)
いや~,Emilyは本当にすばらしいですよ!
ビジネスマンならね,どうやってお金を増やすかっていうセミナーが散々あるわけですけれど。
だってほら,ヨガって「スピリチュアル」で,そもそも無償で,あるいは安価で提供されるべきもの,みたいなイメージは,これだけおしゃれなアーバンスタジオでアーサナの練習をすることが普及している今でも,一方ではやっぱりあるなーと感じますから。

しかもね,このテーマを「わたしが」掲げるっていうのは,さらにおもしろい事態なんです。
わたし,元学校教員ですからね(笑)
何度か書いていますけれど,いまだに教員って「聖職」のイメージが残ってて,
実際,わたしは,プライベートセッションをスタートする際に,元保護者の方に
「教え子からもお金をとるんですか?!」と批判され,縁を切られたことまでありますので…
ね,ただでさえ「お金」ってものすごい制約がかかってるトピックなのに,
それを一見ビジネスと言わば「対極」にありそうな「ヨガ」(「ヨガビジネス」の,ではなく,「ヨガ」の,ですよ)のフィールドで取り上げるって,実はとてもチャレンジングだし,その分めっちゃ興味深いことだと思うんですよね~(笑)


ただ,このWSは「お金のセミナー」ではありません。
特に,どうやって増やすかとかいうことは,そういう専門の方にうかがってくださいね(笑)

テーマは,お金も含めて,あくまでも「豊かさ」です。
でも,お金のことも真っ向から取り上げます。
現代社会においては,あなたのお金に対する感情,考えも,必ず総合的な「豊かさ」に関わらざるをえないからです。

ですから,参加者のみなさんも,わたしも,個人的なお金に関わる考えや体験をシェアしてもらうことになります。

そのため,率直に申し上げて,(貯金がいくらあるかについてなどは聞かないですけど(笑),)あなた自身のお金との関わりや「豊かさ」についての価値などについて,いわばある程度「裸になる覚悟」で来ていただく必要があります。

身体を動かす時間や瞑想,チャンティングはもちろんのこと,各種のワーク,そしてシェアリングなどの実践・体感の中で,あなた自身が今「豊かさ」をどのように感じ,受け止めているかを改めて見出し,そして,何よりもあなたが一層その「豊かさ」を享受し生きて行くことに寄与できればと思っています。
ですから,このWSの副産物として,いわばお金や豊かさに関するあなたの中の「ブロック」の一部も自ずとリリースされてことになるでしょう。


ちなみに…
このWS〈後編〉では締めくくりとして,「豊かさ」の女神ラクシュミーを讃えるシンプルな儀礼も執り行います。

ですから,〈後編〉にご参加の際には,男性は襟付きの服装(スーツやネクタイまでは不要です),女性はきれいなワンピースなど(肩や膝を露出しない仕様のもので)をご持参ください。
マラやアクセサリー,天然石など,聖壇に置きたいものもご自由にお持ちくださいね!


2「生と死」(全2回)


第2回のテーマは「生と死」。


「豊かさ」同様,Emily Kuserのトレーニングテーマ「性,死,富」からインスパイアされています。

…とはいえ,最初は正直「死」は入れなくてもいいかな~って思ってたんですよ。

でも,大きく2つ理由があって,やっぱり取り上げることにしたんです。

一つは,2021年11月の八ヶ岳リトリートの中で,参加者のみなさんに
「お互いに話を聞いてみたいシェアリングのテーマ」を聞いてみたところ,出てきたものの一つが「死について」だったこと。

提案してくれた方は医師をされており,リトリートの少し前に「死」に近いお年寄りの訪問診療を多く担当していらしたことで,否応なく向き合わされることになったようです。
また,実はリトリート中には他の参加者さんからも,年齢とともにエネルギーの低下を感じる母,今年亡くなった友人や家族のお話なども出てきて…
わかりました,それは1時間そこそこじゃ無理ですね~ 
はい,もう10時間ワークショップやりましょう!
…っていう流れになりました(笑)


もう一つは,わたし自身のことですが,2021年6月に父が亡くなりまして。

正直なところ感情的なことはほとんど残っていない感覚なのですけれど,
シンプルに,看取り方や死後の諸々の処理を含め,人が死ぬということについてよく観察し,考えさせられる機会になりました。
もちろん,それが鏡となり,わたし自身の死についても。

まあ,そんなわけで「死」を取り上げるWSをやろうという流れになったわけですが…

いざタイトルを発表しようとした時に,「死」ってどうもしっくりこなかったんですよ。
というのも,「死」を考えることは,結局どう「生きる」かを考えることにもなるからだなあ,ということが,このWSの告知直前に「生と死」というタイトルが自然と浮かぶとともに,はっきりとわかりました。


そんなわけで,参加者のみなさんとともに「生と死」というテーマで10時間の新しい冒険へと繰り出すことになりました。

すでにタイトルからお分かりの通り,このワークショップはかなりディープで繊細なトピックを真っ向から扱います。
参加者のみなさんも,わたしも,個人的な死に関わる考えや体験をシェアしてもらうことになります。

ですから,率直に申し上げて,それについて語ることに準備ができていると感じられない方,抵抗の強い方にはお勧めできません。

それともう二つ,うーん,これって何と言えば伝わるでしょうか…
「ただ自分の体験を話したい,他の人の”意見”も聞いてみたい」というような方にもお勧めできません。
「死生観」を論じる哲学サロンではありませんよ,というか,表面的な知的作業の場ではありませんよ,ということです。
そしてその一方では,「死後の世界は~」とか「わたしたちの魂は~」みたいないわばふわっとした「スピリチュアル」っぽい話の場でもないですよ,ということです。
多分そういうお話の得意な方は他にたくさんおられると思いますので,そちらへおたずねいただくのがいいかと思います。

とは言え,これはヨガのWSですから,もちろん,いわばそういう「スピリチュアル」っぽい話も避けては通れません。
わたしからもヨガや,さらにはチベット仏教等の観点からの「死」についての智慧をシェアします。
ただし,それは少なくともガイドとなるわたしなりの感覚・理解・体験を伴う,それなりにず太いお話としてお伝えできる範囲にとどめます。

このWSでは,この他に,参加者のみなさんの体験や考え,感覚についてのシェアや「生と死」をテーマとした身体を伴うプラクティス,生と死にまつわるマントラの詠唱,死にまつわる瞑想などを含みます。

また,もう一つ大きな特徴として,前後編の間の4週間で「死」にまつわる「宿題」を課します。
ですから,必ず前後編セットでお申し込みください。

この「宿題」は,人によってはちょっと(分量的にも,もしかしたら精神的にも)大きめの作業になるかもしれません。
わたし自身もみなさんと同様にこれに取り組みますが,わたし自身はこの「宿題」をすることにワクワクしてもいます。
極めて浅く,軽くやることもできるでしょうが,ちゃんと取り組まれるとおそらくものすごく役に立つものではないかと思います。
個人的には,この「宿題」を思いついた時に,わたしは「このWS,きたな~!おもしろくなりそ~ ^ ^」と感じましたね。ふふふ~!


…そんなわけで,今回もあなた自身の「死」との関わりや「生」についてのあり方などについて,「いわばある程度「裸になる覚悟」で来ていただく必要があります。


改めて,今回のテーマは「生と死」です。

わたしたちは,身体がある以上,必ず「死」を迎える時がきます。

それなりにパンチの効いた時間になるとは思いますけれど,とはいえ,やたら「重たい」「深刻な」場にはなりませんので,ご心配なく ^ ^
何せnidaは,「楽しいどMな自己探究オタクの会」ですから(笑)

シェア・実践・体感を中心とした10時間と,濃ゆい「宿題」に向き合う4週間の中で,あなたの中で「死」に対してより肚が据わり,今の「生」がさらに輝くことに寄与できれば幸いです。
また,このWSの副産物として,「生」と「死」にまつわるあなたの中の「ブロック」の一部も自ずとリリースされてことになるでしょう。

さあ,誰しも避けては通れない「生と死」をめぐる新たな冒険へと繰り出しましょう!


3「家族」(全3回)


第3回はいよいよ「家族」というテーマを掲げます!


実は,この「家族」というテーマは,先行した2つのテーマよりも前から温めていたのですが…
あるワークを取り入れようかどうか考えていながら,踏み切れずにいました。
イマイチそれがピンと来なかったんですよね~

しかし,昨年(2021年),その代わりに「これだ!」と思うものが流れ込んできました。
それが,盟友kazuさんのマヤ暦リーディングです。

実は,その時期にちょうどプライベートセッションを受けてくださっていた3名を対象に,kazuさんにお願いしてご本人とそのご家族についてモニター的にリーディングしてもらいました。
その成果が,何と言うか…もう,すさまじかったんですよね~(笑)
それは,単に当たり過ぎていたということではなく,そのリーディング結果が本人にもたらしたもの,さらにその結果が引き金となって本人の中に生まれた気づきがものすごいインパクトのあるものだったのです。
いやぁ,「これだ!!」と思いましたね~ ^ ^

そこで,この新しいWS「家族」は,あらかじめkazuさんのマヤ暦リーディングを組み込んでデザインすることにしたわけです。


つまり,このWSは,通常のnidaでの5時間の対面式WS3回に加え,参加者お一人お一人へのkazuさんによる個別マヤ暦リーディング結果のメール配信&kazuさんとのオンラインセッション60分によって構成されます!

全体的な流れとしては…
初回の〈前編〉受講後,その夜に,参加者のみなさんにマヤ暦リーディング結果が直接メール配信されます。
そして,〈中編〉の受講前までの1ヶ月間のうちに,個別にkazuさんと60分のオンラインセッションを受けてください。
それから,4/24〈中編〉と5/22〈後編〉へと進んでいただく,という手順です。

ふふ,おもしろいでしょ~?贅沢でしょ~!


また,各5時間のnidaでのWSでは,これまで同様,参加者のみなさんの体験や考え,感覚についてのシェアや「家族」をテーマとした身体を伴うプラクティス,チャンティング,瞑想などを含みます。
もちろん,前/中/後編の間にはそれぞれ「宿題」が課されます。


改めて,今回のテーマは「家族」です。

「家族」は,わたしたちの人生に,おそらく最大のインパクトをもたらしている他者です。
非常にポジティヴな影響の一方で,わたしたちの人生における制約,暗部のうち,ここに起因するものもかなり多いでしょう。
このWSでは,それらも安心してお持ち込みください ^ ^

シェア・実践・体感を中心とした15時間と,kazuさんとのオンラインセッションも含むマヤ暦リーディング,さらに濃ゆい「宿題」も含む約2ヶ月間の中で,あなたが感じてきた「家族」に対してのさまざまな思いや考えを一度立ち止まって汲み取る,それもあなた一人ではなく,共にこの場をつくり上げる仲間 kulaと共に受け止めることで,家族との関係性に新たな光が当たり,あなた自身がさらに輝くことに寄与できれば幸いです。

また,このWSの副産物として,「家族」にまつわるあなたの中の「ブロック」の一部も自ずとリリースされてことになるでしょう。


4「性とパートナーシップ」(全2回)


テーマは,「性とパートナーシップ」。


このテーマに取り組もうということ自体はもう二年以上前から決めていたのですが,なかなか形にできなかったのは,もともとEmilyが”Sex”(性)とシンプルに立てていたテーマについて,日本で生まれ育ったわたしが,同じく日本の文化に慣れ親しんできたみなさんをどのようにガイドしたものか…
道がよくみえてこなかったからです。

正直なところ,今もハッキリとみえているわけではないのですが,
少し前に「性とパートナーシップ」というテーマが浮かんできたことによって,
なんか知らんけど(笑),「あ,これならいける!」という気がしちゃったのです。


ちなみに,このWSにあたり,少しわたし自身の背景をお話ししておくと…
実は,わたしの大学・大学院における専門は文化人類学。
特に学部で師事した指導教員の専門はジェンダー・セクシュアリティでした。
わたし自身の研究テーマはそうではなかったものの,先生はもちろんのこと,ゼミでご一緒した先輩,同期の中には,オセアニアのトランスジェンダー,タイの買春,アフリカの助産師などのテーマで研究している人たちも。
幼い頃には性に関する「背徳感」のようなものがおそらくかなり強かったわたしですが,そのおかげで大学・大学院時代に,性の多様性や性に関して語ることについてのニュートラルさ,オープンさが養われることになりました。

その後,わたし自身の人生の中で,自らの恋愛や人間関係の中で,直接的に体験したり聞いたりしてきた性にまつわる経験が加わりました。

もし幼い頃のように「ウブ」な「いい子」(?笑)のままで生きてきたら,カタいアタマで性に関する事象を決めつけていたら,今のように,性体験,不倫,離婚,不妊,中絶,同性愛…等々のお題も入ってくるプライベートセッションなんて到底できなかったでしょう。

これまでのセッション,ワークショップやリトリートの場でも,幾度となく,パートナーシップの中での性に関する現在進行形の悩みや過去のトラウマが語られるのを目の当たりにしてきました。
「お金」や「死」や「家族」も大きな「タブー」だと思いますが,「性」や「パートナーシップ」も極めて繊細かつ根深い「タブー」でしょう。
本当に,おいそれと人に話せることじゃない…

それはつまり,裏返して言うのなら,
善悪や正誤,アドバイスを離れてこのテーマについて語られる場の重要性・パワーはものすごく大きいのでは?
ということなのではないでしょうか。


「タブー」を扱う”Wild Journey”シリーズの中でも,この「性とパートナーシップ」というテーマの繊細さは突出しているかもしれません。
ですから,誰にでもお勧めできるものではないだろうということは重々承知しています。

はっきり申し上げておきますが,このWSは,あなたの性やパートナーシップに関する「問題」を実際に「解決」したり,トラウマの克服を「目的」とするものではありません。
ですが,結果的には,あなたの中で何らかの気づきや変化,癒しや解放を生み出すことにはなるでしょう。

そして,参加にあたり,これまでの3つのテーマ以上に
そこで生じるであろう癒しや解放につながる大きな鍵となるのは
あなた自身の「開示」でしょう。

ソマティックムーヴメント・ブレスワーク・瞑想を通じて身体を感じ,活用するとともに,チャンティングやわたしからのお話,参加者同士のワークを含みますが,何よりもこの全2回,合計10時間のWSの核となるのは参加者のみなさんのシェアリングです。


こんなのもはや「ヨガ」を超えた範疇のようにも感じられるかもしれませんが(笑),バリで出会ったある高齢の有名なヨガティーチャーはいつも
”Yoga is relationship.”(ヨガとは関係性だ)
とおっしゃっていました。

それは,あらゆる関係性です。
身体や呼吸との関係性,マインド(思考)との関係性,環境との関係性等々… 
そして,もちろん人間との関係性も含まれます。

このことに関して,”yoga of living”(生きることそのもののヨガ)を掲げてnidaを主宰しているわたし自身,共感しかありません。


このような繊細なテーマほど,ガイドと仲間への信頼に基づく安心感が重要になります。
信頼をもって参加の準備ができていると感じる方,あるいは参加が必要・必然と感じる方のご参加を心から歓迎します。



【所要時間】

各回5時間

 *参加者のみなさまの安全と集中力維持のため,
  遅刻してのご参加は原則としてご遠慮いただいております。
  15~10分前の到着を目安に,どうぞ余裕を持っておこしください。
  (20分前からお入りいただけます。)

 *このWSにはシェアリングが含まれますので,最低催行人数を4人とさせていただきます。
  3日前までに最低催行人数に達しない場合は中止とさせていただきますので,どうぞご了承くださいませ。


【定員】 9名(先着順)


【料金】

1「豊かさ」,2「生と死」,4「性とパートナーシップ」
〈前/後編〉2回セット(計10時間) 40,000円(税込)

3「家族」
〈前/中/後編〉3回セット(計15時間)+マヤ暦リーディング&60分個別オンラインセッション 75,000円(税込,マヤ歴鑑定込み)


*2回あるいは3回セットでのお申し込みとなります。
 〈前編〉のご予約で自動的に〈中編〉〈後編〉にも予約が入ります。
 また,〈前編〉に参加されていない方は〈中編〉〈後編〉にはご参加いただけません。

*2回セットのものに関しては,〈前編〉参加時に20,000円,〈後編〉参加時に20,000円を頂戴いたします。
 万一〈後編〉に参加できなくなった場合に限り,次回実施の際〈後編〉のみにご参加可能となります。

*3回セットの「家族」に関してのみ,開催決定後,お振込にて全額をお支払いいただきます。
 振込先はご予約いただいた方に個別にご案内いたします。

*ご予約後,初回実施前のキャンセルについては,以下のようにキャンセル料を頂戴いたします。
 3日前まで 全額返金(別途振込手数料を頂戴します)
 前日まで お申込いただいた合計金額の半額(別途振込手数料を頂戴します)
 当日 お申込いただいた合計金額の全額


【持ち物】

 ・動きやすい服装
 ・筆記用具(ペンだけでなく,必ずご自身のジャーナルをお持ちください)
 ・必要に応じて,水,タオルなど

1「豊かさ」〈後編〉のみ追加の持ち物あり
 ・女性:きれいなワンピースなど(肩や膝を露出しない仕様のもの,レギンスを重ね履きするなどでもOK,ちなみに,赤・ピンク・金は特にお勧めカラー)
 ・男性:襟付きの服装(ネクタイやスーツまでは不要です)
 ・マラやアクセサリー,天然石など,聖壇に置きたいもの


【スケジュール・予約】

実施日程についてはこちらからご確認の上,ご予約ください。