nidaより大切なお知らせ<前編>〜 〜序文:nidaは,楽しいどMな自己探究オタククラブ(笑)
*こちらの記事は 2021.06.25配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.205-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
東京では梅雨本番,曇り・雨の日が続いています。
しかし,わたしはその隙間を逃しません!(笑)
先週日曜はワークショップが延期になったため,すかさず梅雨の晴れ間を狙って八ヶ岳へ駆け込み~!
身辺がひと段落し,久しぶりに山小屋で1泊することができただけでもありがたいのに,八ヶ岳の神,何ともまあ神々しい夕焼けと朝焼けを大サービスしてくださいました(泣)
Instagramに写真を上げてありますから,よろしければぜひご覧になってくださいませ。
「生きててよかったなぁ」「世界って美しいなぁ」…を
圧倒的な説得力で感じさせてくれる大自然を直に体験することは,今のわたしにとってものすごく大きな学びとなっています。
そのことは,nidaに通ってくださっているみなさんも感じてくださっているようで,山に登り始めてからの変化を指摘されることが時折あります。
昨年まで積み重ね続けた海外で多くの経験の上に,この9ヶ月ほどの間は国内での登山経験が加わり,わたし自身も自分の変化をはっきりと自覚しています。
そしてさらに,互いを鏡で映すかの如く,nidaに足繁く通ってくださっている方の変化も本当に著しい。
最近わたしはよく
「nidaは,楽しいどMな自己探究オタククラブですよ(笑)言ってみれば,わたしはその部長(笑)」
…という話をすることがあります(笑)
パンデミックを経て,ますますそれがクッキリと浮かび上がって来ているように感じます。
普段わたしと接していらっしゃらない方は「何のこっちゃ…」と思われるかもしれませんから(笑)
ちょっと補足しておくと…
まず「自己探究オタク」ということについて。
わたしは何のために生きてるんだろう?
わたしは本当は何者なんだろう?
どうやって生きて行けば自分を最大限活かせるんだろう?
―例えばこのような問いかけを,ほっぽりだすことができない方はまさにそうですね。
そして,語弊を恐れずに言うのなら,偉大なヨギたちと言うのはこの筋金入りの,超一流のオタクだと思います(笑)
もちろん,わたし自身もめっちゃこのオタクです(笑)
(基本的に人間はみんなこの素質があると思うのですが,それにどれほどウェイトを置いているか,個々の程度の差は大きいのではないかなと。)
そして,そういう人たちはたいてい「どM」だと思うんですね(笑)
自分の中にある恐怖や不安,痛みをそのままにしておかない。
怖いし,不安だし,痛い… けど,それを観ないではいられない(笑)
そして,ちゃんと観るとリリースされる ―それを知っている。
だから,一枚それが剥がれた後に,その下にさらにあったものが観えてくると,それもめくらないではいられない(笑)
…この作業って,確かに瞬間は痛いかもしれません。
でも,すぐにそれは去って行きます。
そして,そういう体験が重なるほど,この作業はむしろおもしろくなる。好奇心が湧いてくる。
だって,進むほどに軽くなっていくからです。
―ね,「どM」でしょ(笑)
そして,そういう作業を進めていく上で何よりも大事なのが,頭の「楽しい」だと思うんです!
nidaのウェブサイトにおいてもわたしは「自己探究」に続く「コミュニティ」のところではっきりと書いていますが,
→こちら
この「自己探究」をすると簡単に陥りがちなのが,「苦しい」道です。
簡単に疲れるし,自己嫌悪や人間不信に陥ったりする。
わたしも散々やりましたからよくわかるのですが… もうやり尽くして飽きちゃいました(笑)
そもそもね,何事も楽しくないと続かないと思うんですよ~!
でも,どうすれば「楽しく」「自己探究」を続けていけるのかわからない方は多いと思う。
なぜなら,周りにそれをやっているお手本がほとんどいないからです。
けどね,「暗~い」「どM」な「オタク」の会って,行きたくなりますか?(笑)
…わたし自身は,そんな集まりにお金と時間を使って行きたくなんかなりませんねぇ(笑)
わたしが本当に幸運だったのは,「楽しく」「自己探究」を進め続けているすばらしいお手本
―心から敬愛する,軽やかさと深みとを持ち合わせたグルと先生方とに出会えたこと。
だから,わたしも陰気に「自己探究」を進める必要がなくなりました(笑)
考えて突き詰めて…そういう太宰治や芥川龍之介みたいな道を選ばなくてもよくなりました。
(学生時代には彼らの作品を相当読みまくったデカダンスな時期もありましたよ(笑))。
(もちろん,彼らの道はそれはそれでいいんです。個々の選択ですから。良し悪しの話ではありませんので。)
おかげで毎日大笑いして,ワクワクしながら楽しく「自己探究」を進めております~♪
そう,「自己探究」って,「楽しく」好奇心を持って,一生飽きずに進めて行ける「どM」な作業だと思うんですよね~(笑)
ヨガってまさにそういう道だと思うんです。
(その中にはどちらかというと「楽しくない」「陰気な」ルートもあり,そういうのも選べますけどね(笑))
そんなわけで,nidaは「楽しいどMな自己探究オタククラブ」でーす!って話になるのです(笑)
nidaの全プログラムはまさにその実践なわけですけれど,中でもやはりプライベートセッションとリトリートはオタク度が高くて,ひたすらおもしろいですね~!!!(笑)
プライベートセッションといえば,今月の実施数は対面式・オンライン合わせて14件に上りました。
中でも,セッションを繰り返されている方,特にクラスやリトリートなどのプログラムと併用されている方の変化の大きさと速さには,本当に驚くばかりです。
その,みなさんの目を見張るようなすばらしい変化こそが,nidaの何よりの誇りであり喜びです(合掌)
そうしたみなさんの変化をモニターさせていただけているのも,nidaが一定期間存続できてきたからです。
2021年9月,おかげさまでnidaは7周年を迎えます。
この間に変化し続けてきたわたしと,それに呼応するkula(深いつながりを持ったコミュニティ)のみなさん。
そのお互いの変化の体感が,自ずとわたしに一つの決意をもたらしました。
–というわけで,今回は9月以降に実施する料金改訂についてお話しさせていただきます。
とても大切なお知らせなので,どうぞお時間をとってご覧いただけますよう。
ちなみに,先週のnewsletter no.204の冒頭で,わたしはこのように書きました↓
「何十年も抱えてきた問題についての大きな糸口を見出せるって,本当にすごいことだなあと思います。
そして,それこそまさにわたし自身がヨガからいただいてき続けている恩恵そのものです。
それ以上に価値のあるものって,実際どれほどあるんでしょうか?
お金についての考え方は人それぞれですけれど,わたし自身はそういうものにこそお金を払いたいと思っているからこそ,すばらしい先生方や伝統に喜んで納め続けています。
セッションやクラスの価値をどう感じるかはみなさん次第ですが,リピートしてくださっている方は,きっとお値段以上の価値を感じてくださっているのではないかと思います。」
わたし個人に何か特別秀でたものがあるわけではありません。悟っているわけでもありません。
正直なところ,わたしは,わたし個人に自信があるわけでも全くありません。
もちろん,料金改訂をご案内することについて,わたしの中に不安が「皆無」なわけでもありません。
ただ同時に,率直に申し上げて,nida/yukariが提供しているものや,そこに生まれる場は,他では味わえない唯一無二のものなのではないかとも認識しています。
でも,それは,わたし個人の為せるものではまったくありません。
わたしを「通じて」,わたしの敬愛する先生方の恩恵が,あるいは山々の偉大なエネルギーが流れ込むからだと思っています。
わたしは,その価値を卑下することはもうできません。
だって,それは,わたしの敬愛するすばらしい先生方や,すばらしい変化を経られている生徒のみなさんを軽んじることにもなりますから。
ですから,わたしは,わたしの内なるガイドにしたがって,今,このタイミングで自ずと決意がやってきたことについて,みなさんに素直にお知らせすることにしました。
それについてどのように受け取っていただいても。
あとはもうみなさんにお任せです ^ ^
長い冒頭文となりましたが,今回の大切なお知らせに先駆けて,お伝えしておかなければならないと感じることを書きました。
ご関心を持ってお読みくださり,本当にありがとうございます。