アヌサラ~流れとともに(nida’s newsletter- no.88-より)
*こちらの記事は 2018.09.28配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.88-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
わたしは,この8年ほど,
アヌサラヨガ,そして,その背景にあるタントラヨガ哲学を中心に学び続けています。
アヌサラヨガがどんなものかは,もちろん実際にクラスを受けていただくのが一番なのですが…
*アヌサラヨガについてはブログに3回シリーズで書いていますので,ご興味がありましたらどうぞ→こちら
わたしはそもそもこの「アヌサラ」という語自体がとても好きです。
「「アヌサラ」とは,
「流れの中にいる」
「神の恵みとともに流れる」
「神の愛の流れとともに進む」
「心に従う」
という意味です。」
(ジョン・フレンド著,爪本美穂 訳・田中康資 監修
『アヌサラ・ヨガ ティーチャートレーニング・マニュアル』より)
この言葉に関して,ずいぶん前に,わたしの先生の一人がこんなふうにお話ししてくれたことを,今でもよく覚えています。
「流れとともに」とは言っても,それは,ただ流されっぱなしになる,ということではないと思います。
確かに,わたしたちは,自分の力ではコントロールすることができない「大きな流れ」の中を生きています。
だって,例えば,わたしたちは,誰に出会うかなんて決められないし,急に事故や病気にあったり,台風や地震が来ることもありますよね。
惑星の運行や季節のめぐりをコントロールすることだってできません…
そう,「大きな流れ」の中にいることは,誰にも否定できないと思います。
そして,その中で,抗っても逆らえない急流に差し掛かることもありますよね。
とはいえ,もうどうでもいい,どうせ逆らっても無駄だし…と流されっぱなしになるのも違うかなあ,と。
というのも,その流れの中でどう進むか,には,
わたしたち自身の意志によって変えられる余地もあるからです。
流れの中で,「あ,あっちの岸の方に行きたいな!」と思ったら,そっちに向かって行くことはできるわけですから。
それも,むしろ流れを「使って」です。
まるでサーフィンするように。
自分の意図を持って,自分の力を使って,「大いなる流れ」に積極的に乗って行ったら,
人生はもっと開けるはず,もっと楽しくなるはず!です。
ただね,そのためには,まず「流れを受け入れる,信頼する」ことが必要です。
たとえ流れの中で何がやってきたとしても,それを受け入れ,信頼する強さが必要です。
本来,わたしたちはその「大いなる流れの一滴」です。
別の言い方をすれば,わたしたちは,「大いなる流れ」そのものなのです。
わたしたちは自分のことを限られた小さな存在だと思いがちですが,「一滴」は「流れ」そのものと何ら変わりはないのですから。
わたしたちは,「流れの中にいます」。
わたしたちは,「大いなる流れの一滴」です。
「流れとともに」進みましょう。
何があってもその「大いなる流れ」を受け入れ,信頼して,その「流れの中で」サーフィンして行くのです!
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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