「受け取る」練習(nida’s newsletter- no.99-より)


*こちらの記事は 2018.12.28配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.99-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。


プライベートセッションは,実に豊かなクラステーマの源泉でして(笑)
みなさま,本当にありがとうございます(合掌)

今週も,あるクライアントさんとのお話をシェアさせていただきます。


そのクライアントさんは長年自営業をされていて。

でも,数年前にご自分でコントロールし切れない身体症状が出てから,それがまた起きたらどうしよう…
お客さんに知られたら,何か失敗があったらどうしよう…と
不安に抱えるようになったそうです。

接客もね,自称「苦手」。


…という一方では,

「こう見えてもけっこうお客さんに愛されてるんですよー」

「わたしの技術はこの値段以上のものだと思ってます」 …ともおっしゃるんです(笑)


わたしから見ると,確かにこの方,お客さんに愛されているだろうな~と。

だって,そもそもご本人がお客さんに誠実に愛と確かな技術と提供しているだろうと感じられるからです。

しかも,実際にはその身体症状によって大失敗をされたこともないとおっしゃるのです。


つまり,「不安」とか「苦手」とか,
基本的にはご自分でそう思い込んでいらっしゃるだけなんじゃないか,と思うわけです。


…といった点を率直にお伝えした上で,

先週掲載したクラステーマとわたし自身の個人事業主としての体験を踏まえて,こういうお話をしたんです。


「わたしたちは基本的に自分のことは低く見ているんですよね。
自分には大した価値がない,って,思いがち。
だから,自分が提供しているものについて値段をつけるのも難しい…。
ものすご~くわかります!

わたしね,昨年一年間コンサルさんをつけていたんです。
で,プライベートセッションとかリトリートとかを始めるにあたっても,色々と相談していたんです。

その時に,彼から言われてグッサリ来たのが
「ゆかりさん,もっと受け取っていいんですよ」
という言葉でした。

この言葉,そっくりそのまま~さんにもお伝えします。

もっと受け取っていいんですよ,~さん!」


…というような内容を含むこのセッションには,まあ,「オチ」がありまして…(笑)


最初に「延長なしで」というご希望をうかがっていたのですが,結局,時間をかなりオーバーしちゃったんですよね。

で,わたしは,「延長なしとお聞きしていましたから,延長のお代は要りません」と。

そしたら,その方は,「いやいや,払いますよー!」と。

でも,わたしは,「いえいえ,延長なしと承知していて,オーバーしたのはわたしの方ですから」と。


そしたら,その方,何ておっしゃったと思いますか?

「いえいえ,先生,「受け取ってください」」


・・・。


あちゃ~…こりゃあ,一本とられました(笑)

「あははは わかりました… では,これは「受け取る」練習だと思って,ありがたく頂戴します」

わたしはそう言って,延長料金をいただきました(合掌)


何か受け取れないの背景には,「自分にはそれを受け取る価値がない」って思っていることが往々にしてあると思うのです。

わたしたちは,さほど大きくないもの,想像の範囲内のものは喜んで受け取るのに,
何か大きなもの,想像を超えたものがやってくると,躊躇してしまって素直に受け取れなかったりしませんか?


それってね,結局,そもそも最も根本的なものを受け取ってないからだと思うのです。

いわば,「自分自身の本来の豊かさ」 を,です。


自分の内なる豊かさを,そのすばらしい価値を受け取りきっていない。

だから,外からやってくる豊かさも受け取れないんじゃないかと思うのです。


わたしたちはもっと受け取っていいんです。

外からやってくるものはもちろんのこと,本来自分自身の中にあるものを。

だから,ご一緒に練習しましょう。

外からやってくるものが,一見どんなに「よい」ものだろうが「悪い」ものだろうが,

同じように「受け取る」練習を。


そして,内にあるものがどんなに「ネガティヴ」だろうが思った通りのものじゃなかろうが,
常に内から溢れている豊かさを「受け取る」練習を。


あなたは大いなる可能性のあらわれです。

あなたはすばらしい存在そのものです。


ですから,この称賛もどうぞ「受け取って」くださいね!(笑)


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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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