「未知なる箱を解放する」(nida’s newsletter no.2 より)

こちらの記事は,2017/01/26 nida’s newsletter 〜 living in the moment -no.2-〜より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。

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先々週,まあ正式には先週からですが,わたしなりに新しいことをスタートさせました。

といってもまあ,せいぜいこのnewsletterの配信ですから…
そんなにたいしたことではないんですけどね…

でも,わたしにとっては久しぶりにちょっと「プレッシャー」とも感じられることでして。

なのになんで始めたか?!といえば…まあ,いつも通りですよ。
思いついちゃったから始めたんです!(笑)

構想自体はもう昨年からありました。
 * newsletterを始めたもうちょっと深い(?)理由は→こちら

そして,今年の年明けに,なぜか一気にスイッチが入り,実質的な行動が加速して,2週間で具現化に至りました。

ところが,わたしおっちょこちょいなので,みなさんすでにご存知のとおり,テスト配信のつもりだったのに,一斉送信ボタン押しちゃって…

もう引き返せないじゃん…みたいな _| ̄|○

まあしかし,とにもかくにも,宣言しちゃった通りやらなきゃいけなくなったわけです…(当たり前)

でも,そのすぐ後のこと。

完全に心の準備ができてないままスタートしてしまったこともあり(笑),
正直,なんかちょっと恐れや不安のようなものが自分の中をよぎったんですよね…

「…わたし,別にすごく
お金があるわけでも 自信があるわけでも 経験があるわけでも 
後ろ盾があるわけでも すごい人脈があるわけでもないのに,なぜこんなことを,

もし自分の心身の調子がほんの少しでも崩れたらだれも助けても,だれも代わってもくれないような氷の上を歩くようなことを,何の迷いもなくやってるんだろうか?」…と(笑)

改めてちょっと離れたところから自分のしていることを見てみれば,ちょっと「フツー」と違うかも,とも。

そのときに改めて気づいたんです。

ああ,yogaは,わたしの奥深くにあった「未知なる箱」を開けてたんだなー…って。

以来,その箱の中に入っていたものが出て来るのが止まらない感じなんです,もうここ何年も。

だって,本来,外からやって来るものなんて一つもないのだから,すべて自分の内側の解放に過ぎないはずだと思うのです。

そして,「小さなわたし」にはそれを止める気がないのです。

「この社会に(無難に)適応する」ためには,もう少しコントロールした方がいいのかもしれないですよね(笑)
でも,無理にコントロールして合わせようとは感じないのです。

かといって,わたしの感覚としては,コントロールし切れないからしていない,あるいはコントロールをあきらめている,という感じでもないんです。

ただ,もっと繊細に気づくことが必要だなー,とは思っています。

内側のことも外側のことも。

(前回お話したように,わたしが気づいていないだけで,相手が耳鳴りを感じていたりすることもあるわけですから…)

気づく練習はしっかり積み重ねる一方で, 時折ふとこんなふうに不安や孤独を思い出したとしても,わたしは意識の解放とその具現化(=行為)をやめません。

yogaのことばを借りるならば,
わたしは,「小さなわたし」の中に現れてくる「大きなわたし」(Shiva)を信じる,と決めているので。

ちょっとした思いつきや欲望,ことばでは説明できないような直感には,奥深くにある未知の箱から湧き出る自分の本質が,チラッ と,あるいは,キラッ と垣間見えていると思うからです。

そのふとした瞬間を逃す,あるいは,見て見ぬふりをする,か?

それとも,そこから流れ星のように飛び出してきたものを見逃さずにとらえる,か?

これ,すごく大きな分かれ道なんじゃないか,と。

わたしは,後者を選択します。
その結果がどんなものであっても(イターい誤送信であっても(笑))

「成功と不成功を平等のものと見てヨーガに立脚して諸々の行為を」する(バガヴァッド・ギーター 2-48)ことを続けてみるだけ。

それは,やっぱり楽しいですから。
わたしにとって,それは喜びですから。

そして,とにもかくにも すべてがそのpracticeだから。

将来起こりうる危険への不安も,現在も振り返れば常に背中の後ろにある孤独も
ぜんぶ気づきながら,持ちながら,同時にそれらを越えた至福に満たされて生きて行くための手立てこそがyogaだと思うから。

yogaは,こんなふうに,あなたの「未知なる箱を解放する」だけの大きなパワーを秘めていると思います。

アーサナ(ポーズ)の先に待つ奥深いyogaの叡智には,きっとあなたの内側奥深くにある「未知なる箱」へのカギがあります。

それを受け入れるかどうかは,そして,箱を解放した後どうするか,も,あなた次第です。

…で,
元素の話の続きはどうしたかって?

もちろん,覚えてますよ!

ちゃんとしますから,たぶん来週こそは…(笑)

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こちらの記事は毎週金曜配信の
nida’s newsletter 〜 living in the moment 〜より一部抜粋です。
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