すべては意識,すべては思い通り(nida’s newsletter- no.34-より)

*こちらの記事は 2017.09.08配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.34-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。


わたしは,クラスでよく,
「思い通りに行かないこと,たくさんありますよね。
そういうとき,ヨガの知恵を用いると…」
というようなお話をシェアしています。


だって,結構苦しいこと色々やって来るんですもん(笑)

わたしだけ?

みなさんはいかがですか?


まあ,苦しいことがない方には,
yogaは,少なくともわたしのクラスは必要ないかと思いますが(笑)


ただね,これ,もうちょっと掘ってみるとですね…

本当に「思い通りに行っていない」んでしょうか?


は? て感じですよね…(笑)


順を追ってお話しすると,

最近,苦しいことがまたあったわけです(笑)


でもね,それ,いつか来るだろうな~って
どっかで薄々気づいてたんですよ。


痛かったんですけど,その意味では残念ながら「思い通り」だったんですよね…


さらに,それをきっかけに,
そして谷田学先生から学んだことをもとに,
もう少し深く掘り下げてみたんですよね,自分なりに。


そしたら,ふとこんなこと思い出したんです。


わたし,子どもの頃,委員長とかやったりね,
あと,友達同士で何かするとき,結構言い出しっぺで,
引っ張っていく側だったんです。


でもね,いつも思ってたんですよ。


みんな,わたしに頼ってばっかり!
誰かが代わりにやってくれたらいいのに!って。


今でもまだやっぱり,どこかで
人に頼るのが苦手なところがあるのは自覚してるんです。


だから,「はー,思い通りに行かないなー」ってどっかで感じて来たわけですけど,


でも本当は,わたし,

頼るより頼られたいのかもしれない,と思い当たったんです。


きっとそれは,

自分の居場所を作って存在意義を確立したいから,

とかなんでしょうね。


自分で認識している範囲では,

いやいや,頼らせてくださいよーって望んでるつもりだった/なんだけど,

本当はそれより「他の人に頼られたい」のかも,と。


それなら,残念ながらこれまた「思い通り」なんですよね…。


ヨガ哲学が常に私たちに思い出させてくれるのは,
まさにこの

「すべては意識ですよ」

ということです。


深~い意識がわたしたちの現実を作り出していく,

わたしたちをその方向へと導いていく。


でも,厄介なことに,私たちの内の深~~い「思い」は,

自分で自覚しているとは限らないんです…


頼りたいのに頼れないのは,本当は頼りたくないから,とか,

怒りたくないのに怒っちゃうのは,本当は怒りたいから,とか,

これ,気づくの痛いですよ…


でも,気づかなかったらずっとそのまま続くんです。


だって,「すべては意識」ですから。


そう,「すべては意識」 。


だからこそ,

わたしたちが自覚している心の中のもっと深くで,

アタマで理解できることよりももっと深くで,

わたしたちが持っているものに

少しづつでもハッと気づけるように,


そして,たとえそれが痛~いことでも
素直に,勇気を持って受け入れていけるように,


肩の力を抜いて,ハラを据えて進んでいくことを練習しましょう。

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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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