アリゾナより近況報告!~確実に変化する10月帰国後のクラス&バリリトリートでの再会を楽しみにしています!

こちらの記事は,2019/09/27 nida’s newsletter ~ living in the moment -no128.-~より抜粋したものを以下に掲載しています。

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アリゾナ州フェニックス近郊よりNamaste!

nida ~生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道~ の yukari です^ ^

アメリカに来てあっという間に約1ヶ月。

ロサンゼルス→ニューヨークシティ→アシュラムと旅した後,9/25夜に最後の目的地であるアリゾナ州・フェニックス近郊にやってきました。

(こちらの写真はNYにて!)

さて,実はnewsletterの次回発行は10/4(金)と前号では書いたのですが,何となく気分が変わりまして。

ここで今週末・来週末とヨガニドラーの上級トレーニングを受けてから帰国します。

18日間にわたるアシュラムでの日々から出て昨夜そのままアリゾナにやってきて,改めてあの時間の中で得ていたものの大きさをいろいろなレベルで痛感しています。

多分,アシュラムを出て直後はすぐかけないだろうなと思っていたのですが,
逆に,それを今そのままみなさんにシェアするのもいいかもしれないと感じて,予定を変更して書いてみることにした次第です。

ちなみに,その分,来週のnewsletterはお休みさせていただきますので,ご了承くださいませ。

次回は10/11(金)にお届けします。
ちょうど日本でのクラスも再開している頃ですね。

スケジュールはすでにお知らせしている通りたった1週間だけですが,
今回アメリカで体感したものがそのまま伝わる時間になると思いますので,よろしければぜひいらしてください。

さて,今の気分を一言で表すと,正直,「まいったなあ…」です(笑)

いろんな意味で「まいったなあ…」って感じているんですけれど,

核心的なことは,変化というのは起きてしまったらもうそれがなかった時点には戻れない,ということです。

みなさんも経験がおありではないかと思います。

とはいえ,変化って一言で言っても,いろんな規模,レベルのものがあると思うんですね。

そして,もちろんですけれど,特に,規模が大きくて,深いレベルで起きたものほどインパクトが大きい。

その人のあらゆる層において,未来において,否が応でもさらなる変化をもたらすことになります。

そもそもわたしが18日間アシュラムで何をやっていたのかというと…

とても「シンプルなこと」です。

朝3:45か4:45に起き,シャワーを浴びてから,聖典の朗誦,瞑想,朝ごはん,奉仕(わたしは昼食調理&湖のお掃除),昼食。

休み時間(わたしはほとんど一人で散歩,湖を眺めながら書き物をするかチャンティング)の後,再び奉仕(夕食調理),夕食,聖典の朗誦やキールタンの後,書き物をしたりルームメイトと少し話したりしてから9時くらいには就寝。

これだけです。

奉仕のお休みは1週間に1日ありますが,普段参加できないプログラムに参加したり長めに散歩したり書き物をするだけで,アシュラムの中でのシンプルな生活には何も変わりがありません。

アシュラムに入る前日,昨年バリでのEmilyのトレーニングに参加していた女性と再会しました。

彼女に,明日からアシュラムに入って奉仕に専念すると話したら,「奉仕をするためにわざわざ日本から来て,しかもお金を払ってステイするって,わたしにはとても新しい発想だわ」と素直に驚かれました(笑)

確かに,資本主義的なマインドで考えたらそうですよねえ(笑)

でも,それが「ヨガ」なんです。

真実を体感するために,献身をもってシンプルなことに没頭するんです。
ひたすら心を尽くして自身の神聖な役割をする。

それは,もちろん世界中どこででもできます。

そもそも,子育ても,仕事も,あなたの内側次第ですべて「奉仕」になり得ますから。
(でも,これについては浅い理解では真意が伝わらないと思うので,ここではとりあえず聞き流しておいてくださいね。)

とはいえ,わたしたち,その伝統に学ぶ者にとって,やっぱりこのアシュラムは世界中のどんな場所よりも美しく,力強く,わたしたちの持つ力が最も引き出され,学びが最大限に高まるところと言えるのだろうなあとも思います。

だからこそ,このアシュラムでその「シンプルなこと」に専念することによって得られるものには計り知れないインパクトがあった。

実は前にも書いたことがあるのですが,そう,「シンプルなこと」ほど力強いのです。

シンプルすぎてその時はわからなかったりするけど,気がついたら,いつの間にか大きな変化を経ているのです。

実際,一晩明けて今,自分の感覚と身体の変化に驚いています。

昨日出てくるときには自然に次のステージに移行できた感じがしていたのですが,
空港に着き飛行機に乗ってから変化の予兆を察し始め,今日になって心身の変化をさらに明らかに認識し,

移行には休息が必要だということがよくわかりました…

味覚も繊細になっていて,飛行機で出された紅茶さえ飲めませんでした。

ホテルでの朝ごはんの後に体調が悪くなりました。

外で食べる気になんてとてもならないので,オーガニックスーパーに行って買い物をして帰ってきたら,急に眠たくなってベッドに倒れこみました。

まいったなあ…

そして,この大きく深く変化してしまった心身でこれから何をするのか,何をどう伝えるのか…

これについても,まいったなあ…

長期のトレーニングとか経た後はいつもこういう感覚になるのですけども,今回はそれがより深いレベルで起きているのがわかります。

正直言って,我ながら,よくこうやってパソコンを打てているなあ,という感じで(笑)

でもね,それ,ネガティヴな疲労感とか虚無感とかじゃまったくないんですよ。

というのもね,わたしが今回最も腑に落ちたことは「信頼する」ことだからです。

結果が思い通りになろうとならなかろうと,
周りの人が何を言おうとどう思おうと,
たとえ自分の中でさえ知的には理解できなかろうと,

とにかく自分の直感を,自分の内なる先生を,自分自身の内なる(女)神を,
それに導かれて歩んでいる道を,ひたすら信頼すること。


それともう一つ。

「満ち足りている」ことです。

何が起きても起きなくても関係なく,ただ「満ち足りている」こと。

今回のアシュラム滞在の中で,ある重要なイベントの際にこういう話を聞きました。

本当に吉兆な3つのこと。

一つは,人間に生まれるということ。
二つ目は,真実を探究する道を進むこと。
そして,三つ目は,そのための導き手を得ること。

本当にその通りだなあと深く感じ入りました。

わたし,その3つをすべて得られたからこそ,今生のこの時点で,あのアシュラムにいられたのですから。

「シンプルなこと」を繰り返す日々の中で,それ以前まで以上にただただ「満ち足りて」いたし,今もそうです。

いろいろな感情や思考がたくさんやってきましたけど,それらを体験し観ていられることそのものにもひたすら感謝を覚えていました。

そして,この瞬間ここにいることの間違いなさをさらに確信しました。

願っていたけど叶わなかったことはたくさんありましたけど,根本的にはどうでもよかったですね(笑)

というか,ただタイミングではなかったということ以外のなにものでもないとわかっていますから。

むしろ,そのタイミングではないことも教えてくれる,
自らの内なる真実,神,グル −まあ呼び方はなんでもいいんですけど- への信頼がひたすら増していきました。

瞑想やチャンティング,奉仕,書き物,散歩…「シンプルなこと」なんですよ。

その中で,人間として生きている喜び,「満ち足りている」感覚が溢れてきます。

人生を生きていくのに十分な,いえ,これこそが最も重要な要素が自ずと培われていきます。

ただ,自らの体験からはっきり感じるのは,
こういうふうに「シンプルなこと」に没頭する際に,揺らぎない道に確立した導き手がいるかいないか,その導きに基づいた具体的な方法があるかないかは,決定的な違いを生み出す,ということです。

別の言い方をすると,なんとなく「シンプルなこと」をしていても「満ち足りている」ことや「信頼する」ことを学ぶことは十分できるはずなんです。

だけど,実際には,ほとんどできないか,あるいはものすごく時間がかかることが多い,とんじゃないかと。

(そして,それにはいろんな理由があると思っているのですが,これについて話すと長くなるので(笑)ここではこれ以上触れないことにします。)

少なくともわたし自身の経験からはそう思います。

話を戻すとですね,つまり,現時点では

「まいったなあ…」っていろんなレベルでかなり感じてはいますけど,
「満ち足りていて」,深く「信頼している」から, 根本的には何も心配していません,
ということなんです(笑)

そして,わたしは今後それを,言葉や知的な理解を超えて体験していただくプログラムを, さらに提供していくことになるんだろうなあ,と思います。

そんなわけですから,まず10/20-25のバリでのリトリートについては,間違いなく現地での具体的なスケジュール・内容が変わるでしょう(笑)

さすがのタイミングで,アシュラムで「マインド」をテーマにした特別なイベントに参加できましたので,

10/13(日),16(水)実施予定の受講者限定ワークショップ“Deep Dive into the Self 3: MIND”の内容もさらに充実しそうです。

もちろん10/10-16の1週間のレギュラークラスの一つ一つも変わらざるをえないでしょう。

まあわたしがこんなことしなくてもね,みんなアシュラムに行けばいいのかもしれないし,コアなヨガ組織で学べばいいのかもしれませんけど,正直言って万人向けじゃないとは思います,いろんな意味で(笑)

だから,わたしも,それをみなさんに勧めることって一切していないんです。

わたしの役割は「橋渡し」だと思っていますから。

わたしという媒介を通じて,「ヨガ」をより身近で実践可能なものとして活用してもらえるように,

そして,わたし自身が体験しているその効果をみなさんにも体感していただき,人生がより生きやすく楽しくなるように。

わたしなりにはかなりかみ砕いているつもりなのですが,それでも「コア」に感じられているみたいですけどね(笑)

まあそれは,ヨガ哲学の深さに基づくものなのでしかたないですね

わたしのせいじゃないです(笑)

ご存知の通り,8月末でstudio yoggyのレギュラークラスからも完全に離れました。

10月の帰国後は,基本的にnidaでのみ,ますますわたし自身の内なる「信頼」に導かれるままに

結果として生き方が自由になってしまう「ヨガ」をシェアしてまいります。

すでにnidaにはそれを共に学ぶあたたかなコミュニティが育っていますので,東京の中のゆる~い小さなアシュラムみたいな感じになっているのかもしれませんね。

「満ち足りている」生き方,「信頼」のある生き方というのは,本当は誰にでも開かれた,いつでもそこにある選択肢です。

ただ,それに気づくかどうか,それを選ぶかどうかは,それぞれの決断です。

それを決めた方には,きっと何かお役に立てることがあるかと思いますので,10月以降のクラス,WS,リトリート,プライベートセッションをどうぞご活用くださいませ。

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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
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