待つ こと

わたしは、思い立ったらすぐ行動!のヒトなので、基本的に待つのはたぶん上手じゃないのです。

 
思い立ったことはすぐ実行します。

自分の考えや思いは、なるべくすぐ伝えます。

そして、結果を待ちます。

 
自分の手を離れたものは待つだけです。

 
とはいえ、待つのが苦しいこともありますよね。

それに、言動自体を起こすことを待つ方がいいこともありますよね。

わたし自身、いろいろな失敗を通じて学び続ける日々です。

 
そんな中で最近改めて痛感するのは、待つって、スペース(余白)を与えることなんだなー、ってこと。

ものごとに対しても、人に対してもスペースを用意することなんだなーと。

 
そしてそれは同時に、自分自身の中にスペースを作ることにもなるんだなーと。

 
待たないとね、対象にも自分にもスペースが足りなくて苦しくなるんですね、きっと。

 
たとえば、大人は、子どもがやりたいことを見つけられずに勉強に手がつかなかったりすると、待てなくなる。

受験が迫ってるのに!!あのやる気のなさと成績じゃ…プンプン って。

で、焦りや怒りに飲み込まれたり。

 
パートナーシップなどでは、相手が自分の思いに応えてくれないと、待てなくなる。

こんなに尽くしてるのに!!なんでわたしの気持ちをわかってくれないの…って。

で、苦しさや苛立ちに飲み込まれたり。

 
仕事では、なかなか評価してくれない上司や面倒な同僚や文句と注文の多いお客さんを相手に、待てなくなる。

頑張ってるのになんで認めてくれないの!

あの人のせいで滞って困る!

何度も説明してんじゃん!…って。

で、やるせなさや疲労を覚えたり。

 
誰も待たないから、こういうことが次々起こるのかも…て気がするんですよね〜

なぜなら、そもそも当たり前の前提とされているものがズレているから。

 
年間行事やお金や納期…

つまり、時計が刻む絶対的な時間と、それに合わせた社会的なスケジュール。

そしてもう一つは、自身の中にある期待を基準に動いてるからなんじゃないかと。

でも、本当は時間って相対的なものなんですよね、たぶん。

 
てことは、絶対的な基準に合わせて考えていたらズレは必ず生じるということ、ですよね。

そして、自分の時間感覚と他人の時間感覚にも必ずズレがあるはず、ということ、にもなりますよね。

 
待つということは、それを認識することから始まるのかも。

それを認識した上で、対象にも自分にも必要なスペースを確保することが、待つ ということなのかも。

 
わたし自身、そんなに焦ってるつもりではないにせよ、わたしのスピード感ってたぶん他の人よりかなり速いから(笑)、

…ですよね、もっとゆっくり待とう〜

と思い当たることはあります。

 
そう、もっともっとスペースが必要なんですね!

待つ こと、自分の特性は大切にしながら、わたしも焦らずに練習し続けます!!

 
Hari om