相反するものから成り立つ「ひとつ」

前回、yogaやアーユルヴェーダで言う
「五大要素」(地・水・火・風・空)のうちの「地」をテーマに扱いました。

さて,考えてみれば,この「地」に対して
「空」では,いわばまるで反対の特徴がほとんどです。

でも,思い出してみてください。

世界のすべてのものは,このまるで反対のように見える「地」と「空」に,さらに異なる水・火・風をも包含している,ということを。

もちろん,わたしたち一人一人も,互いに異なる,相反するようにさえ見える特性を同時に持ち合わせています。

これって,当たり前のこととはいえ,改めて考えてみると,とっても興味深くて不思議だなあと,思うんです。

だって,自分の中にそれが同居していて,
しかも,片方が深まると,もう片方がさらに活きたりするから。

重くなるほど,軽くなる。

安定するほど,自由になる。

美しいバランスって,

多分こういうことなんじゃないかなあと思うのです。

わたしたちには,相反するように見えるもののどちらも必要なんですよね。

相反するように見えるものから「ひとつ」が,つまりは「すべて」が成り立つ。

それは,当たり前のようで,実はとても深遠で美しいなと思うのです。

水菜のアフロ(笑)

人間性が深まるほど、軽やかになる、ユーモアにも富む…そんな人になりますよー!