瞑想は自ずと起こる(nida’s newsletter- no.38-より)
*こちらの記事は 2017.10.06配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.38-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
9月のヨーロッパへの旅の最大の目的は,
ロンドンでの瞑想ティーチャートレーニングと
シチリア島での瞑想リトリートに参加することでした。
その中で,わたしが学んだ先生がお話ししてくださった
瞑想の最大のポイントは,実は…
「座れば瞑想は自ずと起こる」
でした。
え?!
…て感じられるかもしれません。
瞑想しようとすると
わたしすぐ寝ちゃうんですけど…とか(わたしが好例です(笑)),
頭の中にいろんな考えが浮かんできちゃって…とか,
いやいや,「起こらない」ですけど?!と突っ込みたくなるかもしれません(笑)
「瞑想は自ずと起こる」
…これ,本当は,瞑想だけに限らないと思うんですよね。
何でも同じだと思うんです。
「瞑想しなきゃ」って思ってやってると続けるのが辛かったり、深まらなかったり。
「これで正しく瞑想できてるんだろうか?」って考えると,
わからなかったり,嫌になっちゃったり。
それって,仕事,勉強,家事などに置き換えてみても同じではないでしょうか?
で,よく「とにかく習慣にしちゃいましょう」みたいな話になるわけですよね。
たしかに習慣の力ってすごい。
続けることって大きいです。
ただ、ルーティーンになると今度は惰性でやるだけになり,
これまた退屈だったり進歩がなかったりもする。
では,「座れば瞑想は自ずと起こる」ためのポイントは??
一つは,
何か気が向かないのにとにかくやろうとするより
それが自ずと生じるような条件を整えることに関心を払うこと。
例えば,瞑想なら座り方を整えること。
だから,トレーニングでは,座り方のポイントを時間をかけて示してくれました。
でも,外側のセッティング以上に重要なのは,「内側」のセッティングです。
そのために,彼女は著書の中でも,
自身の「ルーティーン」になっていた瞑想から
大きくシフトすることに繋がった二つのポイントを挙げています。
まずは,毎回の瞑想を「実験」として扱うこと。
そして,そのように一つ一つの瞑想において
「楽しんでいいんだ」と自身に許可を与えること。
つまり,
瞑想はこうでないといけない,と決めつけるかわりに,
正しくできているかなあと不安や疑いを向けるかわりに,
毎回の瞑想に,
こうしてみたらどうかな?とcreativeに,実験的に
楽しんで取り組んでみること
ですよ,と。
そうしたら,
それまでとは瞑想が大きく変わり,深まっていったと彼女は語ります。
これ,「部屋の片付け」などに置き換えても同じでは?
「片付けなきゃ!」って思ってる時はやりたくならないわけですが(笑),
例えば,ただ静かに座って部屋の一部を見てみたら,
たぶん,気づくことがあったりして,
そしたら自ずと身体が動いて片付けたくなりますよ、多分(笑)
そう,すべては自ずと起こります。
あとはそれをどこまで信じられるか?
何がどう「自ずと起こるか」は,あなた次第です。
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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