「The Guest House」by Rumi
13世紀を生きた,ペルシア文学史上最高の神秘主義詩人ともいわれる
ジャラール・ウッディーン・ルーミー。
わたしが多くを学ばせていただいている,
タントラyoga哲学の専門家Carlos Pomeda先生は,時折ルーミーの詩を引用してくださいます。
わたしもルーミーの詩集を手に取ってみました。
(英訳&解説 コールマン・バークス
イラスト マイケル・グリーン
日本語訳 あらかみ さんぞう,重城 通子
『ルーミー 愛の詩』 ナチュラルスピリット)
その中から,わたしがぜひみなさんとシェアしたいなあと感じたものを紹介します。
詩は,それを味わうこと,解釈することにおいて読み手一人一人に与えられるスペースが大きいことが魅力の一つだと思います。
ですから,今日は一切のつけ加えをせず,引用にとどめておきますね。
あなたが自身の内側へと向かう上で,一つの足がかりとなりますように。
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『The Guest House』
人間の一生は
旅人の集まる宿のようなものです
毎朝 あたらしい旅人が訪れます
思いがけなく
束の間の喜びや絶望や卑劣さが
やってきます
そんな旅人のすべてを
歓迎してください
悲しみのあまりに
宿を荒らし家具を盗んだとしても
丁重にもてなしてあげてください
旅人は あらたな喜びをもたらし
あなたを浄化してくれるでしょう
邪悪な思考も羞恥心も悪意も
笑顔で迎え 招き入れてください
誰がやってきても感謝してください
旅人は導き手として
彼方から送られてきたのです
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クラスによっては,もう一つご紹介しています。
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『The Alchemy of Love』
苦難を歓迎してください
真の人間だけが知る錬金術を
学んでください
あなたに降りかかってきた問題を
あなた自身が引き受けた時に
扉が開くのです
親しい仲間のように
真の友がもたらした苦難と
和気藹々(あいあい)語り合ってください
やがてからだを覆う
悲しみというジャケットは
剥ぎとられるでしょう
ボロ服を脱いだら
美しい裸体が現れるでしょう
それこそ
悲しみのあとにやってくる
芳(かぐわ)しきものなのです
Hari om
Padangushtha Dhanurasana
[memo] peak poses
for basic: Dhanurasana
for advanced: Parivrtta Danurasana