「無常」と「永遠」(nida’s newsletter- no.13-より)
*こちらの記事は 2017.04.14配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.13-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
先週末4/8-9は,満開の桜の祝福の中,二日間にわたるEmilyの初来日ワークショップを,大盛況&大好評のうちに終了いたしました。
ちょうどどこもかしこも満開の桜が美しく,「歩いていると気が散っちゃう」と笑って話していたEmilyの,最後のセッション(陰ヨガ&瞑想)のテーマは「無常」。
年に一度ほんの2週間ほど花を咲かせる桜,
ただその場でしかおき得ない化学反応を味わうWS,
必ず死が訪れるわたしたちの肉体…
大好きな西行法師の歌を思い出します。
願はくは 花の下にて 春死なむ
その如月の 望月のころ
すべては変わって行きます。
だからこそ,いま改めて感じ入ることが二つあります。
一つは,
だからこそ,一瞬一瞬を最大限生き切りたい,ということ。
今回のことで言えば,わたしにとって,Emilyと過ごした時間は,一瞬一瞬がまさに宝物のようでした。
正直,こんなに彼女と一緒に居て,こんなにたくさんお話ししたのは初めてでした(笑)
本当に学ぶことが多かった。
そして,なぜわたしはこの人に学び続けているのか,はっきりと実感しました。
わたしは一体どこへ向かえばいいのか,より明確に見えてきています。
最高の時間をいただきました。
そして,もう一つは…
すべては「無常」だからこそ,いま改めて感じ入ること。
「無常」を生きながら,
「永遠」の真実にたどり着きたい,
ということ。
いま改めて,自分の中にあるこの意志に気づき始めています。
実は,今回のEmilyのWSを全面的に支えてくれた唯一無二の友人がいます。
5年前にわたしが初めてEmilyのリトリートに参加したとき,彼女もそこに。
以来,国を超えて離れていたときも,近くの暮らすいまも,不思議な深い結びつきで支えあってきました。
WSも,彼女のサポート無くしてはできませんでした。
心の底から感謝しています。
週末のWSが終わって,今週の水曜日,ふとfacebookのフィードを見ると,
「3年前の今日…」と上がってきた写真が,Emilyと彼女と3人で,ウブドのヨガバーンで撮った写真でした。
ちょうど3年後,3人でWSの後に撮った写真と見比べたら,涙が溢れました。
すべては変わって行きます。
わたしたちの肉体も必ずなくなります。
でも,変わらないものもある。
それがyogaの示す,時間も空間も超えた「真実」,”Something Great”。
「無常」の「容れもの」に生きる
「永遠」の「魂」という
わたしたちが生まれ持ったパラドクス。
そして,その至福と美しさ。
3年を経た2枚の写真を見たら,急にそんなことが胸に迫ってきました。
未だかつてないほど強く,わたしの中に「真実」に近づこうという意志が芽生え始めているのを感じています。
EmilyのWSを経て,自分の中に明確な変化を感じています。
そして,またさらに変化が加速しているのがわかります。
「無常」の「容れもの」とともに
「永遠」の「真実」を体感するためのpracticeを続けます。
そして,Emilyがいつもそうしているように,わたしもまた,深いつながりのあるコミュニティ=”kula”を大切に,
彼女の生徒として,一人のyoga teacherとして,わたしにできる限りのmissionを果たし続けて行きます。
Om.
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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