記憶ではなく,「何をしたか」で決まる(nida’s newsletter- no.17-より)
*こちらの記事は 2017.05.12配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.17-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
(nida’s newsletter- no.17- あとがきより)
先日,ある方の話を聞いて,久しぶりに映画を観に行ってました。
観に行ったのは”Ghost in the Shell”。
『攻殻機動隊』のハリウッド実写版だそうですね。
この映画,とっても興味深く観ました。
そう遠くない未来に来るであろう,機械と人間の境目がより曖昧な世界に,ドキリとさせられっぱなしでした。
人間とは何か,意識とは何か,心とは何か…といったテーマについて,非常に示唆に富んだ作品だったと思います。
その辺りについては話し始めたら止まらなくなりそうなので,ここでは書きませんが(笑)…
深く納得した主人公のことばがあったので,それだけお伝えして終わりますね
それは,
人間の価値を決めるのは,記憶ではなく,「何をしたか」である
…ということ。
人間の脳を機械の身体に移植された主人公が,複雑なアイデンティティを持って発するこのことばには,一層深みがありました。
その人の人生をつくるのは,記憶ではなく,行為。
わたしは何をするのか。
何を為して生きていくのか。
それがすべて
…と。
あ,それとね,最近 ”Matrix” 三部作も観直したんですよ。
”Matrix”も,むかーし見た記憶があるんですけどね,先日やはり話に出てきて,あんまりよく覚えてないから,気になって観てみたんですよ。
今,ヨガ哲学を学んだ視点から観直してみて,驚きました。
素直に,ああ,すごい映画だったんだなあと。
今更ながら, “Matrix”のテーマはまさに,「意識の自由」だったのだなあ,とわかりました。
キアヌ・リーヴス演じるNeoは明らかにyogiでした。
改めてたくさんの気づきと希望をもらった気がしています。
いま,yoga teacherとして,お勧めできる映画です。
そうそう,“Matrix”の3作目,”Matrix: Revolutions”のエンドロール音楽 ”Navras”には驚かされました。
yogaを学んでいなかったら気づかなかったなあ,
まさか歌詞があの有名なマントラだったなんて…
(”Navras”というタイトル自体も,サンスクリット語から。
「9つの味」,転じて「9つの感情」という意味。)
「虚構から真実へ わたしたちを導いてください」
わたし自身もいままさにその試みの真っ只中にいます。
malaを超えて先へ進むために。
Om.
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
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