意識の光を広げる（nida’s newsletter- no.-51）
＊こちらの記事は 2018.01.05配信の，nida’s newsletter～ living in the moment ～- no.51-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
今年のわたしにとってインスピレーションとなる一つのモチーフは
〈太陽〉
考えたわけじゃなく，いろんなことが重なって，
向こうからふらりとやって来てくれました。
〈太陽〉のように光り輝き，あらゆるものをあたたかく明るく照らせるように
わたしのできることを，思いついてしまった限り（笑）ゆるゆると果たして行きます。
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前々回からの，”AUM”（オーム），「Shivaの５つの行為」に続き
今回もこのstudio yoggyの中級クラスで最初に唱えるマントラの一部にまつわるお話を。
Namah Shivaya Satatam Panchakritya vidhayine
（ナマシヴァーヤサタタン パンチャクルティヤヴィダーイネ）
Chidananda ghana svatma Paramathavabhasine
（チダーナンダガナスヴァートマ パラマールターヴァバーシネ）
「Shivaに対して常に敬意を表します。
それは5つの行為を司るもの。
至高の現実を輝かせ，
究極のゴール，すなわち意識と至福の凝縮である至高の本質を照らし出すもの。」
今回は，最後にある”avabhasine”にフォーカスしてお話ししますね。
まず，このサンスクリット語は，「光り輝く」という意味を持つそうです。
「光り輝く」って，とっても美しい表現で，比喩としてもよく使われますね。
雑誌の表紙とかにありそうな「輝く40代女性」とか，
何かアイディアがひらめいた時に電球がパッと光る，とかね。
同様に，ヨガ哲学の中でも比喩として用いられるのだそうです。
例えば，何かが自分の中でひらめくのは，
自分のマインドの中でアイディアが輝くから。
音が聞こえるのは，それが自分のマインドの中で輝くから，といったように。
そもそも目の前にあらゆるものが存在していても，暗闇の中では見えませんよね。
光が当たって初めて見えるようになります。
そういう意味では，わたしたちって，実は
ほとんど暗闇の中を歩んでいるようなものなんじゃないでしょうか…
だって，
わたしたちの周りでは常にいろんなものが存在して，目に入って来ているのに，
わたしがはっきり認識し，目を留めているものなんてほんの一部です。
常にいろんな音が聞こえているのに，
わたしがはっきり認識し，耳を傾けているの音なんてほんの一部です。
常に無限のアイディアがあるはずなのに，
わたしの中に湧き上がって来るもの，思いつくものなんてほんの一部です。
わたしたちの小さな意識の光が照らし出し，輝かせているのは，
いつもほんの一部です。
でも，それを悲観的に捉える必要はないと思うのです。
だって，気づいたのなら，意識の光を広げればいいのですから。
わたしたちの意識の光が広がるならば，
わたしたちの中でもっとたくさんのヴィジョンや音やアイディアが光り輝きます。
わたしたちの意識の光が広がるのならば，
今まで無意識だったものにまで意識の光が当たるのならば，
わたしたちの世界は広がります。
わたしたちの世界は変わります！
そして，わたしたちには誰しもそれができる。
なぜなら，前回も前々回も書いたように，
わたしたちは，Shiva－「大いなる意識」のあらわれだからですよ，とyogaは伝えます。
わたしたちの意識というのは，いわばShivaの縮小版だからですよ，と。
Carlos Pomeda先生はおっしゃっていました。
「すべての存在を光り輝かせつつ，
すべての存在を超えたところで常に光り輝いているのが Shiva」ですよと。
Shivaの本質は，無限の大きな光なのだとすれば，
その縮小版であるわたしたちの意識がもっと輝けないわけがないですよね！
yogaは，
わたしたち自身の本質である大きな光，Shivaを思い出すためのもの。
「AUM」やマントラはまさにそのリマインダーです。
最初は抵抗があるのも自然なことだと思います。それでいいと思います。
わたし自身もそうでしたから。よくわかります。
その後，徐々に何やら腑に落ち始めたとき，
あなたのタイミングでご一緒に「AUM」やマントラを唱え始めてみませんか。
そのリマインダーが，
あなたの意識の光を大きく広げるスイッチになるかもしれませんよ^ ^
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ～ living in the moment ～より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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