「言い訳」していませんか?(nida’s newsletter- no.56-より)
こちらの記事は 2018.0.配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
バリでの2週間の中で,わたしはあることを人に伝えたいと改めて確信しました。
でも,そういうときって,言う前に何か「言い訳」したくなるんですよね…
ただスパッと言やあいいのに,
下調べをしたり,
「まあ,だめかもしれないけど…」みたいに前置きしたりしてから
伝えたくなったりするんですよね…
それにずっと気づいていたんです。
あなたにはそういうことってありませんか?
例えば,何かスピーチをするときには,
「こうやって人前でお話しするのはちょっと苦手なんですけれども…」とか。
仕事を引き受けるときには,
「わたしなんかが出る幕では無いかもしれないんですけれども…
ありがたくお受けさせていただきます」とか。
誰か好きな相手に告白する前には,
彼女はいるのか?年齢は?仕事は?…と先にリサーチしようとしたりとか。
誰かに何かを言おうとするときには,
「今わたしがこんなこと言うのも何なんだけどね…」とか
「いや,決して否定してるわけじゃないんだけどさ…」とか。
こんなふうに,何かする前に,何か言う前に,
何かと「言い訳」的なことを言ったりやったりする傾向があると思うんですよね,
特に日本人はね。
わたしの中でも,これを伝えよう!ってもう決めているのに,
やっぱり湧いてくるんですよ,そういう「言い訳」が(笑)
だから,バリ滞在中,改めてそれをゆっくり観てたんです。
なんでそういうこと言いたがるんだろう?
そういう「言い訳」ってわたしのどこから出てくるんだろう?
あなたはどう思いますか?
…そういうふうに問われて答えるときにも何か前置きしたくなりませんか?(笑)
わたしは,それって「保身」だろうなー,って思ったんですよね。
自分を守りたいんだろうなー,って。
失敗したときに,「あーやっぱりね,ダメだと思ったんだよねー」って思えるように
「転ばぬ先の杖」を用意しておきたいのです。
その方が楽だからです。傷が軽くて済むから。
…だとしたら,「言い訳」が出てくる源は「ハラ」じゃないんですよ。
「アタマ」です。マインドです。
だって,脳は私たちを守るのが役目ですからね,それは当たり前なんです。
でも,本当に伝えたいことが出てくるのどこからなんでしょうか?
わたしは,自身の経験上,
アタマで考えたことは,わたしの本当に深いところにつながった,
魂のこもったのだと思えないんですよね~
今回,それを改めて感じたとき,
「言い訳つけるのはやめよう」って思いました。
そして実際に,「言い訳」をつけずにただストレートに
相手に伝えたいなと思ったことを伝えました。
いや~~,本当になかなか言えませんでしたよ…
でも最終的に「今言わなければ!」って思ったときに
一切の「言い訳」無しに,結果を手放してスパッと伝えている自分がいました。
結果は思った通りじゃなかったけど,すんごいスッキリしました。
あなたのその言葉は
あなたのその考えは
あなたのどこから出てきたものですか?
アタマで考えたことが「悪い」と言っているのではありません。
でも「言い訳」を超えたものであるかどうか?
「転ばぬ先の杖」がなくても自分がそれをするのかどうか?
たとえ結果がうまくいかなくても,
周りに「間違っている」と言われたり相手に否定されたりしてもやるのかどうか?
つまりは,
いかにあなた自身があなた自身の本質を信じているのか?と
わたしたちは1歩踏み出そうとするたびに常にそれを問われると思うんです。
あなたのその一歩は覚悟を決めた本物の歩みなのですか?と。
次にあなたの脳裏に何かがやってきたとき
あなたは「言い訳」をせずにそれを相手に伝えられますか?
あるいはそれを実行できますか?
常に自分の中でよく見極めるんです。
足を踏み出そうとする度に,
自分はその一歩をどのように踏みしめているのかを観るんです。
そして,覚悟を決めた一歩を堂々と踏み出していく。
それが
「ヨガを生きる」
という実践なのではないか,
とわたしは思っています。
あなたは「言い訳」していませんか?
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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