わたしは自由!(nida’s newsletter- no.66-より)
*こちらの記事は 2018.04.20配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.66-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
美作や仙台で実施してきたall-in-oneヨガワークショップ「生き方が自由になるヨガWS」。
実はね,このWSではいつもみなさんにこういう問いかけをしてるんです。
「あなたにとって〈自由〉って何ですか?
逆に,〈不自由〉ってどういうことですか?」
って。
なぜなら,ヨガの目的はまさに〈自由〉だからです。
「えー,そんなの考えたことないよ~」という方もね,いらっしゃいます。
そりゃそうですよねえ(笑)
日常的に考えていらっしゃる方はとても少ないんじゃないかと思います。
まあでも,これを読んじゃったあなたも,この際だからご自身に問うてみてください(笑)
ただね,この時に,「え~~自由…自由…う~んと…」って
アタマで考えていただきたくないんですよ。
そうじゃなくてね,「自由」や「不自由」という言葉を自分の中でまるで漂わせるようにして,
内側からふっと湧いてきたイメージを大切にしていただきたいんです。
それは,言葉で出てくるものかもしれないし,
色でも,ヴィジュアルイメージでも,体感覚でも,何でもいいんです。
さあ,あなたも,目を閉じてご自身に問いかけてみてください。
「わたしにとっての〈自由〉って?〈不自由〉って?」
…どうでしたか?
このWSではね,ヨガの目的としての〈自由〉について詳しくお話ししているのですが,
ここではあえてそれはお話しません。
ご自身のイメージを大切になさってください。
この問いには全員共通の「正解」なんてありませんから。
ただ,あくまでも一つの例として,
先日の美作でのWSで料理家のcayocoさんが答えてくれた
〈自由〉と〈不自由〉のイメージをシェアさせていただくと…
彼女にとっては,
〈自由〉=「無意識に行為できること」
〈不自由〉=「考えながら行為すること」
…なんですって。
(本人の承諾を得ずにクラスで引用しました(笑)ありがとね,かよちゃん)
料理をするときに,色々考えて作ると,とても〈不自由〉に感じるんだそうです。
それに対して,ただ自身の感性のままに,素材を観じながら料理しているとき
とても〈自由〉だなあと感じる,と。
かよちゃんとわたしのコラボWSや,彼女のお料理教室に出たことのある方は,
彼女が「お野菜に訊いてください」と話すのも聞いたことがあるでしょう。
そう,とても直感的,感覚的なんです,彼女のお料理は。
このかよちゃんの〈自由〉のイメージもヒントに,
同じポーズの中でも「わたしは自由!」と,
あなた自身のイメージを広げながら動いてみたらどうでしょう?。
あるいは,そのイメージで,ただ歩くのでも,お仕事をしてみたら?
どんな変化を感じるでしょうか?
ヨガは,わたしたちの本質は〈自由〉ですよ,と迷いなく伝えています。
わたしたちは,誰しも本来〈自由〉なんですよ,と。
「〈自由に〉なる」んじゃないんですよ。
「もうすでに〈自由〉」なんです!と。
ただ,それを忘れているだけ。
だから,それを思い出せば,必然的に「生き方が〈自由〉になる」わけです。
必然的に,自身の直感を信じられるようになるわけです。
そう,あなたも,わたしもいつだって本当は〈自由〉なんです!!