being+awareness =“I am”
わたしね,けっこうしつこいんですよ(笑)
というわけで,もう一度だけ
Jason Mrazの”Living in the moment”からインスパイアされた話をさせてください。
2015年3~4月,わたしはBaliでBridget Woods Kramer先生・Ananda Leone先生主催のAnusara teacher trainingを受けていました。
そのときにご一緒してくださったのが,
世界中でヨガ哲学と瞑想を教えていらっしゃるCarlos Pomeda先生。
studio yoggyにも毎年いらして
ワークショップをしてくださっているとってもすばらしい先生です。
トレーニング中の講義で,あるときCarlos先生が「その瞬間に生きる」ということについてこんなふうにお話してくださったことを思い出します。
beingとawarenessが 同時にあって “I am”。
being―存在しているということ。
わたしたちは,身体をもってイマココに確かに個々に存在しています。
awareness―気づき,認識。
わたしは何者か,わたしは何を考え,
何を言い,何をしているのか,この世界とは何なのか…
に気づいていること,目覚めていること。
でもね,この2つが同時にないこと,
実は多くないですか??
たとえば,駅までスマホをいじりながら歩いている間。
自分が「歩いている」ということに無意識だったりしません?
改めてわたしたちの日常生活を振り返ると,そんなふうに自分の言動に awarenessが
伴っていないこと,実は多いと多いと思いませんか?
また,Carlos先生は,
being なくして awareness なし
awareness なくして being なし
ともおっしゃっていました。
わたしたちは,
being―身体 があって存在していて
はじめて感じたり,認識できたりするわけですから。
一方,awareness―認識できるからこそ,
自分や他者の存在を自覚することもできるんですよね。
beingとawarenessはもともと一つ。
なのに,一般的に言って,わたしたちは
それらが乖離した状態で過ごしていることがとっても多い。
というか,それ自体にすら気づいていないことさえ多い。
少なくともわたし自身は,
yogaを始めるまで,そんなこと考えたこともなかったんじゃないかと思います。
だからこそ,yogaをするんですよね。
yogaを通じて本来あるべき状態に、
being と awareness が同時にある状態に戻って行くのです。
たとえ,少しずつでも。
being と awarenessが同時にあって “I am”ですから。
本当の意味で,「その瞬間に生き」続けるために,”I am”であるために。
そして,それをもってさらに,
「すべてのものは本当は一つ」という
「真実」に近づいて行くために。
本当はもっと深い続きがあるんですけど,今回はここまでにしときますね。
OM
[memo] peak poses
for basic: humble warrior
for advanced: Baddha Trikonasana