“Choose words carefully!”

「わたしたちの経験を創り出しているのは,わたしたち自身なんですよ。」

Carlos先生はその後、こんなふうに話を続けてくださいました。

“The way consciousness creates our experiences is largely words.”

「意識がわたしたちの経験を創り出す方法は、ことばによるところが大きいのですよ。」

“Words are the way to make sense of our experiences.”

「ことばは、わたしたちの経験を理解する手段なのです。」
 
 
そう、改めて考えてみると、
わたしたちは主にことばを用いて自身の経験を作り出し、理解し,整理しているんですよね。

たとえば、

「ああ、今日も会議だ…疲れるなあ」

「~だなんて、いやー、うれしいなあ」

「そうか、わたしがあのとき~と感じたのは~だったからなんだなあ」

…などといったように。

ことばって、本当に、意識的/無意識的にわたしたちの経験に絶大な影響を与えているんですよね。

だからこそ…

“Choose words carefully!”
「ことばを注意深く選びなさい。」

Carlos先生はそうおっしゃいました。
 
 
 
日常の中でことばは溢れています。

他者との会話、自分の中での対話、テレビや新聞、広告や歌詞…

みなさんは日々どんなことばを耳に入れていますか?

それにどのくらい意識的でいますか?

あるいは、みなさんは日々、
周りの人ー家族、パートナー、友人、同僚、立ち寄った店の店員さん…などに対して、
そしてさらに自分自身に対して、自分自身の中で、どんなことばを語っていますか?

それにどれほど意識を向けていますか?
 
 
そのことばのすべてが
自分に入ってきているのです!

そして、それらが
わたしたちの経験を作り出しているのです。

これって実はすーーーっごく大きいことではないですか?

いやホント、わたしもこうやって書きながら心の中で冷や汗出ちゃう(笑…いや笑えない)
 
 
 
そうそう、自分の発することばといえば、
「ことばの四つの門」という話をシェアしておきますね!

次の四つの門を通過したことばを発しましょう、というものです。
 
 
① それは真実に基づいていますか?

② それは話す必要性がありますか?

③ 話すのに適切なタイミングですか?

④もっと優しい言い方はありますか?
 
 
自分に聞かせていることばのすべてに気づき、すべての門を通過したものだけにしていくのはもちろん至難のわざですよね…。

でも、それでもいいんです。

すこしずつでいいからことばに気づきを広げて、
すこしずつでいいからことばを注意深く選びましょう!

あきらめずに、すこしずつでいいから
あらゆる場面において練習しましょ、 “Choose words carefully!” を。

だって、他の誰でもない、
わたしたちの自身こそが自らの経験の創造主なのですから!

[memo] peak poses

for basic: Parighasana → Parsvakonasana or Trikonasana
for advanced: Svarga dvijasana

「門のポーズ」Parighasana @studio yoggy TOKYO