Desire(欲望)

いやー、春ですねえ~

そして,春になると,何だか明るい色の軽やかな新しい服が欲しくなったりして…

気になるトップスをちょっと試着なんてしちゃったら…もうお会計行き~みたいな。

で、それからまたそれに合わせるスカートも欲しいな~…とかいうことになったりして…

それをくり返しているうちに,クローゼットはいつの間にかパンパン!

そして、捨てては再び買う…のくり返し。
 
 
わたしたちの内側に湧いてくる欲は,とどまることを知りませんよね。

もちろん洋服はほんの一例。

食べ物、お金、賞賛、恋人、知識…
個人差はあるでしょうけれど,
基本はみんな同じなんじゃないですかね?
 
 
次から次へと広がるこの欲望に、あなたはどう対処していますか?

また、その結果はいかがですか?
 
 
 
2年前の夏、わたしは、バリで、尊敬するCarlos Pomeda先生の”Desire”(欲望)
をテーマとしたワークショップに参加する幸運を得ました。

その中で,Carlosは
欲望に対処する主な手段を4つに分けて整理してくれました。

① self-control(自制)

② delay(遅らせること)

③ proactive contentment
(あらかじめ満たされていること)

④ confrontation
(対峙すること,向き合うこと)
 
 
 
①は、みなさんお察しのとおり、
欲望を抑えよう、ガマンガマン!ということですね。

まあ、わたしなんぞの場合、その試みは往々にして失敗するわけですが…
 
 
②は、
例えば、スーバーに行って、
欲しいものをすべてカゴに入れて、
レジに行く前にもう一度よく見直して、
取捨選択し直す,というような。

欲望が沸き上がった時点から,
すこし時間をおく,という方法です。

これ,時折とても効果的ですよね。
 
 
③も,読んで字の如く。

わたしは十分満たされていて,これは必要ないなあ,という認識ですね。
 
 
さて,④ですよ,おもしろいのは!

そして,これこそが,Carlosの専門でもあるタントラ哲学の視角なんです。

彼が説いてくれたポイントは,
 
 
「欲望は,わたしたちの中の無意識の現れ」ということ。
 
 
言い換えれば,先のblogでも書いた通り,

「どんな些細な欲望も,自分の内側にひしめく美しいもの(”a beautiful mess inside”)の現れである」ということ。

だから,欲望は悪いものではないし,それに抗うのは愚かなこと。

それよりも,欲望に「向き合う」こと。

つまり,なぜそれを欲望するのか,なぜそうするのか,よく考え,
欲望をも,自分の内側へと向かう足がかりにすることこそ,タントラ的対処法ですね,と。
 
 
さらに,Carlosは教えてくれました。

その上で,
小さな目的に向かう欲望のエネルギーを,
もっと大きな,真の目的に向かってポジティヴに使えばいいのですよ,と。

欲望の目的地は,
あなた次第なのですよ,と。

欲望を厄介なものと考えるのではなく,
どうせなら,むしろそれについて考えることも,そして,そのエネルギー自体も,
うまく利用しちゃえばいいじゃん、と。
 
 
なんとしたたかな考え!(笑)
なんとポジティヴな発想!!
超開き直ってて,潔く,なんと実学志向なのだろう!
 
 
…わたしにとっては、まさに目からウロコな考えだったんです。

自分の内側に欲望が湧いて来たとき,

④対峙すること,向き合うこと
も試してみてはいかがでしょうか?

そして,そのために瞑想の練習をすることもオススメですよ~!

[memo] peak poses

for basic: Bakasana or Vasisthasana(legs together)
for advanced: Parsva bakasana or Pincha mayurasana