”Exchanging Gifts”(nida’s newsletter- no.77-より)
*こちらの記事は 2018.07.06配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.77-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。
このお話をしたのは,studio yoggy新宿eastスタジオでのレギュラークラス最後の週。
yoggyでのデビュー当初から3年間担当させていただきました。
正直にお話すると,夜のクラスをnidaのみに集約することはかねてから考えていたのですが,時期をはっきり決められないままでいました。
ただ,不思議と,今年頭の時点で,何となく6月末くらいじゃないかなあという予感だけはあったんですけどね。
決断できなかった背景には「恐れ」があったからだと思います。
「大きなスタジオ」のいわば「ゴールデンタイム」のお仕事ですからね(笑)
本当に辞めちゃっていいの?!大丈夫?!みたいな。
わたしがしてきたのは,それに抗うこともせず,ただ気づいていて,そのままにしておくことでした。
すると,3月末にくるべきタイミングは向こうからやって来ました。
わたしの先生Emilyの来日時,すべてのWS・リトリートが終わって,二人で温泉に浸かっていた時のことです(笑)
どうもその時急に思いついたらしく,彼女が不意に,7月のティーチャートレーニングのアシスタントに来ない?と。
もちろん大喜びで二つ返事でOKし,その瞬間,同時に6月末での卒業を決めていました。
このときにはもう何の恐れもありませんでした。
「あ,やっぱりこのタイミングなのね」と,根拠なく,妙に腑に落ちていました。
そもそも,Emily自身も同じような道のりを経ています。
彼女も昨年半ば,ウブドにある大きなスタジオでのレギュラークラスをすべて手放しました。
来日時には,彼女自身の中にもやっぱり恐れがあったことをシェアしてくれました。
でも,その結果,彼女はこれまで以上に広く世界中を飛び回り,トレーニングやリトリートを実施して,ますます輝きを放っています。
わたしは,そういうEmilyをとても誇りに思います。
そして,気がつけば,わたしも少しずつ,自分の先生と同じような道を歩んでいるようです。
毎朝,Emilyも常に使っているオラクルカードを引くんですけどね,新宿での最後のクラスの日の朝に出たカードは”Exchanging Gifts”。
「ギフトの交換」,つまり,ギブ&テイク,手放す/与えることと受け取ること。
その日は,わたしにとってはいわば「手放す日」。
宇宙はすべてお見通しだな~と改めて感じ入りましたね(笑)
恐れることなく手放せば,空いたスペースにまた必要なものは自ずとやってくる。
もっと受け取るためには,まずもっと手放すことですよ,と。
でもね,最初にも書いたように,わたしは,手放す準備ができていないときはそれでいいと思うんです。
無理に手放すことはない。
ただ,手放すことを妨げているものに気づいておくことが大切だと思うのです。
そうしていたら,手放すタイミングは向こうの方からやって来ます。
神聖なタイミングは必ず来ます。
ただ,それを受け取るためにも,常に私たちは差し出しておかねばならないものがあると思っています。
それは,「信頼」です。
「大いなる流れに対する信頼」です。
それを差し出すことからすべてが始まります。
「大いなる流れ」は,わたしに必要なものを必要なタイミングでもたらしてくれる。
それを確信していること。委ねていること。
だって,そもそもわたし自身も,その流れの一部なのですから。
「大いなる流れ」は完璧です。
だから,今この瞬間にわたしに与えられているものは完璧です。
今この瞬間に自分のやって来ているものに気づき,それを感謝を持って受け取ることから,すべてが始まると思うのです。
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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
記事全文はnidaのnewsletterのみで掲載されています。
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