天の川が煌めく宇宙の織物に包まれて(nida’s newsletter- no.12-より)

*こちらの記事は 2017.04.07配信の,nida’s newsletter~ living in the moment ~- no.12-より抜粋して引用したものを以下に掲載しています。


2017年3月28日。
わたしは,ウブドにて,バリ暦の新年Nyepiを迎えました。

その前夜には,オゴオゴと呼ばれる大きな恐ろしい鬼のようなハリボテを,男たちが担いで街中を練り歩きます。

そして,最後には,悪霊たちを集めたオゴオゴを燃やして,翌日スッキリと新年を迎えるのです。

新年,Nyepiは,その前夜の賑やかさとは打って変わって,澄んだ静けさが街中を包みます。

この日は,車の走る音もせず,空港さえも閉鎖。
みんな自宅にこもり,家族と静かに過ごします。
基本的には電気もつけません。

いつもとってもよくしてもらっている,バリ人家族が営むゲストハウスで迎えたNyepi。
夕暮れ時,特別に夜ごはんにごちそうを出してくれました。


バリ島全体が真っ暗で静かな,特別な夜。


食べ終わって外に出て空を見上げると…

頭上にすっっっっごい天の川!!!!!

天の川って,”Milky Way”って,そうか,こういうことか…と初めてわかりました。

なるほど”milky”な白いガス状のもやが天空を斜めに渡り,そこに大小の無数の星々が煌めいているのです。

その周りにも,家々の屋根のすぐ上から,天上まで,見たこともない濃度で星々が煌めいているのです。

何という美しさ…


もともと人間って,こういう美しいものを見て生きてきたんですよね。

わたし,そのまま2時間くらい,プールサイドのベッドに横たわって,蚊にいっぱい食われながら(笑)空を見上げ続けていました。
どんなに見ていても,飽きない美しさでした。


いま,わたし,宇宙に包まれてる…

そう感じました。

煌めく天の川を織り込んだ,無限の,無条件の愛に満ちた宇宙の織物に包まれてる…
とってもふんわりと。


ものすごく満たされた気持ちになりました。

とっても穏やかで静かな平安が,わたしの内に広がりました。


でも,その星々は,この日,急にあらわれたわけじゃないんですよね。 

いつも在るんですよね。


ただ,わたしたちのつけている電気の光が明るすぎて,普段見えないだけで。

そう,美しいものは,本当はいつもすぐそこに在るんです。


そして,この無限の星々が煌めく宇宙は,わたしから遠い遠いところにあるように見えるけれど,本当はわたしの内に在るんです。

だって,わたしの五感と脳を通して見てるんですから,科学的に言ったって,そう,実際にはわたしたちの内なるイメージを見てるんです。


つまり,

この無限の愛に満ちた宇宙は,その中でこの上なく美しく煌めく星々は,わたしたちの内側に広がっている,

ということ。


美しいものは,外に在るだけじゃなく,何よりも,わたしたちの内に在る。

わたしたち自身の内に,天の川が美しく煌めく,無限の愛に満ちた宇宙が広がっている。


目を閉じれば,余分な騒音と光を落とせば,わたしたちの内にいつでもこの星々が見えてきます。


普段は見えないだけ。

本当はいつもそこに在るのですから。


そして,その煌めきで,わたしたちはこの上なく満たされます。

わたしたちの内なる宇宙の無限の広さを,そこに在るとてつもなく美しいものを思い出すために,

そして同時に,その宇宙は本当はみんなつながっていることを思い出すために,わたしはyogaをしているのだなあと,改めて感じています。


わたしたちの内側に広がるとてつもなく美しいもの。

お互いにそれを信じて輝かせ,お互いの内なる宇宙のつながりを思い出す喜び―

わたしは,そのためのyogaをシェアし続けて行きます。

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(…以下あとがきより抜粋)

わたしは,Emilyをホストすることだけでなく,無限に広がるさまざまな未来の可能性に,もうずっとワクワクし続けています。

一方で,わたし自身の中に抱えている,なかなか抜けないトゲのような苦しみにも
常に気づいています。

そして,今わたしは,その両極を俯瞰しながら利用しています。

ワクワクと苦しみのおかげで,実はいつの間にかかなりの道のりを進んで来ていたことにもようやく気づき始めています。

そして最近,これからどこへ向かうのか,その先で何をするのか,最近一層クリアに見えてきた気がします。


そして,

何の根拠もないし,うまく説明もできないのですが,そう遠くないうちに,自分の中で何かが大きくシフトする予感がしています。

だから,ちょっとドキドキしています。

怖くはありませんが,ドキドキ,ゾクゾクしてる。

何があっても,絶対大丈夫。
すべての経験は必要だからやって来るだけだから。


先週土曜日に参加した講演会で,シュリシュリ・ラヴィシャンカールも強調しておっしゃっていた通り,


“Only the best right thing is happening to me.”

あとはそれをどれだけ信じ抜けるか次第,ですね。


わたしは,覚悟をもって信じ抜きます。

今回も最後までお読みくださり,本当にありがとうございます!


Om.

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こちらの記事は毎週金曜配信のnida’s newsletter ~ living in the moment ~より一部抜粋です。
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