Open to Grace (要約版)

わたしがヨガを始めてから最も大きく変わったのは,

何か「大きなもの」を信じられるようになった,委ねられるようになった,
 
ということだと思っています。
 
 
でも,もともとわたしはそれがまったくできない人間でした。
 
 
それを決定的にしたのは,

高校生2年生のときに経験した,ほぼ毎朝一緒に通学していた友人の死です。

毎週日曜日に教会に行く,キリスト教徒の家庭で育った優しく,医師を目指していた友人が持病で急逝。

わたしのような,将来の夢もなく,自分勝手な人間が生き残る理不尽さが苦しくて,以来,わたしは一層神様が嫌いになりました。
 
 
 
そんなわたしが、

すべてが「大いなるもの」,すべてが完璧,とストレートに伝えるヨガをなんとなーくいいな~と思って実践しているうちに,

じわじわとわたしの中にあった自己嫌悪や罪の意識も溶けて行きました。
 
 
「大いなるもの」を受け止めることで

そのあらわれである自分がいかに自由になり,可能性が拓けるのか身をもって体験し,いつの間にかヨガの先生にもなっていました(笑)
 
 
 
“Open to Grace”(優美なるもの,大いなるものに向かってひらく)は,

まさに,わたしの学び続けているアヌサラヨガの「アラインメントの普遍的原則」における唯一無二の「第一原則」です。
 
 
あなたの人生を変える力を持つ,心の,人生の,美しい「キーアラインメント」だと思うのです。
 
 

8/6 アヌサラヨガWSにて