“Open to Grace”2

前回に引き続き,Anusara yogaにおける身体とこころの使い方(アラインメント)の第一原則,”Open to Grace”に関してお話ししますね。

“Grace”
―優美なるもの、荘厳なるもの、大いなるもの…

そして,すべてのものがGraceの現れなんですよと,yogaでは考えます。

ただ,そのGraceをなかなか容易に認められない対象がいくつかあるかもね~ということで,前回挙げたのが「自分自身」でした。

でも,ほかにもある気がしますね~

たとえば,茶色or黒くて,アブラ光っていて,カサカサ出てくるものとか

いつも思わずイラッとしてしまうような言動が多い家族・同僚・上司とか

なかなか
「大いなるものが宿っているんだわ♡」
って容易に思えなくないですか?

でも,”Open to Grace”の前提からすると,Graceがないわけじゃないんです。

そうじゃなくて,ただ何かがそのGraceを
覆い隠しているだけ。

あるいは,わたしがその対象を見る見方に
フィルターがかかっているだけなんじゃないのかなー?
 
 
…”Open to Grace”に立ち戻ると,
そういう考え方が可能になります。

もしあなたに思い当たることがあるのなら,
そして,これからまたそういうことがあるときには,”Open to Grace”の前提に立ち返ってみませんか。

すべてのものはGraceの現れであるということに。

その前提に確信を持って根ざし,すべてに宿るGraceに対してopenでいられれば, イラッとしたときにも見方をズラすことができる。

Graceを見出す余地が生まれる。
 
 
そして,考えてみてください。
それで一番得をするのは誰でしょう?

ふふふ。
「自分自身」でしょ,明らかに!
 
 
だって,「不快」がなくなるんだから。
で,「快」ばかりになるわけでしょ?
それって、超happyじゃないですか?

自分の中に「不快」が生まれそうなときこそ
いつでも”Open to Grace”に立ち戻れるように,on the mat でも, off the mat でも, yogaのpracticeを続けましょう!

[memo] peak poses

for basic:  Setubandhasana or Adho mukha svanasana
for advanced: Urdhva dhanurasan

前回のクラス”Open to Grace”のpeak pose, Natarajasana@studio yoggy北千住。
一層Graceを引き出すには練習あるのみですね~。